寝たきりの母親に息子「介護に疲れ殺してしまった」91歳女性が死亡

兵庫県姫路市にある市営住宅で、91歳の女性がベッドの上で意識がない状態で倒れているのが見つかりました。警察は女性の首を絞め殺害したとして、64歳の息子が逮捕されました。母親は寝たきりだったということで、息子は「介護に疲れて殺してしまった」などと話しているということです。

　殺人の疑いで逮捕されたのは、兵庫県姫路市余部区に住む無職・羽岡康裕容疑者（64）です。

　警察によりますと、羽岡容疑者は21日午後5時半～22日午前4時40分ごろまでの間、自宅で同居する母親のサカさん（91）の首を絞めるなどして、殺害した疑いがもたれています。

　羽岡容疑者はサカさんと2人暮らしで、午前4時20分過ぎに「母親を殺した」と警察に通報、警察官が駆けつけたところ、ベッドの上で仰向けで意識がない状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。

　サカさんは寝たきりで、羽岡容疑者や羽岡容疑者の姉が介護をしていたということです。

　警察の取り調べに対して、羽岡容疑者は「介護に疲れて殺してしまった」などと容疑を認めているということです。

　警察は当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a6a8f9067cd1484c4b917e2ffd575e470e72fb9e