紫外線カットのためフル装備お母さん
オハイオ州クラーモント郡に住むタマラ・バンクス(41)に24日、過失致死罪で少なくとも9年の有罪判決が言い渡された。タマラは娘カーミティ・ホーブちゃんに、砂糖がたっぷりと含まれたマウンテンデューを哺乳瓶で与え、時には育児用調製粉乳と混ぜていた。また娘が様々な健康問題を抱えていたにもかかわらず、医師に診せることはなかったという。
カーミティちゃんの歯は溶けてほとんど残っておらず、治療も受けていなかったようで、検察官は「これまでで最も悲劇的な事件」と指摘。幼い頃から育児放棄され、重度の合併症の兆候があったにもかかわらず適切な医療を受けていなかったことや、必要な栄養を摂取できず、糖尿病の診断さえついていなかったことを明かしていた。
さらにカーミティちゃんは、亡くなる4日ほど前から深刻な医学的問題があったものの、両親は助けを呼ぶことも緊急治療室に連れていくこともしなかった。そうして娘の容体が悪化し、真っ青になり呼吸が止まってからやっと重い腰を上げたが、すでに手遅れだった。
死因は糖尿病の急性代謝性合併症の一つである「糖尿病ケトアシドーシス」で、脳に酷い損傷を受けており、クラーモント郡の検事補クレイ・タープ氏(Clay Tharp)はこう述べた。
「両親が糖尿病の治療をしていれば、死を防げた可能性がある。あの子は死ぬ必要などなかったのだ。」
https://japan.techinsight.jp/2024/05/ac05291730.html
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