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王妃マリー・アントワネットが恋人のフェルセン伯爵と交わした手紙の中でインクで塗りつぶされていた部分の解読にフランス国立公文書館の研究チームが成功したとAFPなど欧米のメディアが報じた。
アントワネット王妃は、1789年のフランス革命でパリからの脱出に失敗し、夫の国王ルイ16世と共にチュイルリー宮殿で幽閉生活を送っていた。
革命から2年経ってもフェルセン伯爵と不倫関係を続けていたアントワネット王妃は会えないもどかしさや当時の政治情勢などを手紙でやりとりし、互いの想いを確かめ合っていた。
今回解析されたのはそんな時期にフェルセン伯爵がアントワネット王妃に送った手紙。プロジェクトチームは、蛍光X線分光技術を用いて、手紙に使われたインクの組成を分析することで文字列を確認することに成功したという。
プライバシーへの配慮からか文章そのものは発表していないようだが、解読プロジェクトの責任者は「それまで慎重に隠していた王妃への思いを、フェルセンが明確な文章でつづっている。マリー・アントワネットとフェルセンは、内容の大半が政治的な手紙でも、自分たちの気持ちを愛の言葉で伝えていた」と断片的に内容が連想できる程度のコメントは残している。
つまり歴史的なスクープと言えるような衝撃的事実が書かれていたわけではないものの、「強制的な別れや幽閉といった特定の状況下における希望、不安、信頼、恐れなどの感情の発露」(前出の責任者)が書かれていたようだ。
塗りつぶしのインクが文字と同一の場合が多かったことから、塗りつぶしたのはフェルセン伯爵本人である可能性が強いことも今回の解析で浮かび上がった。
フェルセン伯爵はスウェーデンの国王からも重用されるスーパーエリートのひとりで、超イケメンだったことからあまたの女性が近づいてきたはずだが、1774年にアントワネット王妃と仮面舞踏会で出会ってからは王妃一筋に愛しつくしたことで知られる。
フェルセン伯爵は閉じ込められ将来に暗雲が立ち込めるアトワネット王妃への愛を貫くことへの心がちぎれるような思いが、「塗りつぶし」という行為に表れているとも考えられ、なんとも切ないニュースである。
http://blog.livedoor.jp/andyhouse777/archives/66330955.html
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No.1 あいにくの雨
24/05/02 20:29:43
ルイ17世の生涯のほうがもっとすごい。
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