- なんでも
- カバディ
- 24/05/02 16:59:57
サマンサタバサジャパンリミテッドが、親会社コナカとの経営統合に合意し、6月27日に上場廃止となることが決まった。「サマンサタバサ」といえば、雑誌「CanCam」や「JJ」、「Ray」などの赤文字系雑誌全盛期に大流行したブランド。きれいめ、コンサバ系女子大生の外...
<サマンサタバサ>
現在の大学生においては、一万円以下で買えるキャンバス生地のトートバッグが主流だ。
そもそもブランド購入のハードルが上がっているため、背伸びをするのであれば「LOUIS VUITTON」や「Gucci」などのわかりやすいハイブランドを選択する。誰もが知っているブランドであるため、マウントが取りやすい(満足度が高い)からだ。いくらデザインが優れているとはいえ、2~5万円程度のサマンサタバサではコストパフォーマンスが悪いと感じてしまうだろう。
<ANAP>
ANAPは手頃な価格で販売していたがゆえに、在庫の回転率を高めることができた。 これはギャル文化に支えられていた側面が大きい。
…ANAPの服はユニクロのように機能的でもなく、無印良品のように素材や製造プロセスにこだわっているわけでもない。ZARAやH&Mのようなトレンド感も薄ければ、niko and ...、GLOBAL WORKのような万人受けする普遍性もない。
ギャル文化のイメージが浸透してしまっており、今となってはターゲットも不鮮明だ。
サマンサタバサとANAPには共通する特徴がある。それは「顧客と向き合えていない」というものだ。
<CECIL McBEE>
ターゲットをピンポイントに絞り込むというのは非上場企業らしいやり方だが、今のCECIL McBEEが20~30代に支持されるniko and...に勝つのは難しく、ましてやユニクロ、GUなどのマス向けブランドにはとうてい敵わない。
https://shueisha.online/articles/-/250418
- 0 いいね