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- 24/03/31 09:45:43
全国で、看護学校の入学者数が減少傾向にあります。少子化の影響などで定員割れが続き、閉校を決めた学校も相次いでいます。
鳥取県米子市にある米子医療センター附属看護学校が、2026年度末で閉校することがわかりました。
米子医療センター附属看護学校は、1954年に開校した3年課程の専門学校です。
米子医療センターによりますと、4月の入学生を最後に、2026年度末で閉校することが決まったということです。
1学年の定員は40人ですが、新年度の生徒数は30人。
閉校を決めた背景には、少子化の影響などで定員割れが続いていることに加え、近年は専門学校ではなく、大学進学を志望する人が増えている傾向もあり、今後、生徒数が増える見込みがないためとしています。
鳥取県看護協会は、全国でも看護学校の閉校の動きがあると話します。
鳥取県看護協会 松本美智子 会長
「全国的に、そういう閉校の動きがあって、定員が確保できない状況があるので、経営的にも非常に苦しいというようなところなのではないかと思います」
厚生労働省のまとめによりますと、看護が学べる大学はこの10年で、全国で88校増えた一方で、短期大学や専門学校は、あわせて58校減少しています。
また、看護を学べる学校への入学者数の推移をみると、5年連続で減少傾向となっています。
2018年度に比べて、2023年度は7000人近く減り、6万171人となりました。
鳥取県看護協会 松本美智子 会長
「少子化の影響も出ているのかと思います。今は大学志向が非常に強くなっていて、看護の専門性をより極めたいという思いもあって、3年制の看護師の養成課程の受験者数がだんだんと減ってきているというのがあると思います。なので、結果的に定員が確保できないというような状況になるのではないかと思います」
保育科も無くなってきてる…
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