人気ドラマ『セクシー田中さん』原作者が日テレの“改変”に苦言…視聴者衝撃「なぜこんな行き違いが」

  • なんでも
  • ほうとう
  • 24/01/26 21:45:11

昨年10月クールに放送され、人気を呼んだドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)。12月24日の放送終了から1カ月が経ったが、漫画原作者の芦原妃名子氏がXで異例の声明を発した。

『セクシー田中さん』は、『姉系プチコミック』(小学館)にて連載中の漫画で、単行本の累計部数が100万部を突破する人気作品だ。

ドラマ化にあたって脚本を務めたのは『失恋ショコラティエ』や『ミステリと言う勿れ』(ともにフジテレビ系)などこれまで数々の人気ドラマを手がけた相沢友子氏。しかし、ドラマ公式サイトのスタッフ欄を見ると相沢氏が脚本を手掛けたのは1~8話で、9~10話に関しては原作者である芦原氏の名前がクレジットされていた。

1月26日、芦原氏は最近開設したXのアカウントを更新し、ブログにも綴った文章を訪問者が少ないとしてXにも転載した。

《色々と悩んだのですが、今回のドラマ化で私が9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯や事情を、きちんとお伝えした方が良いのではと思い至りました。 この文章を書くにあたって、私と小学館で改めて時系列にそって事実関係を再確認し、文章の内容も小学館と確認して書いています》

まず、芦原氏は《「セクシー田中さん」は一見奇抜なタイトルのふざけたラブコメ漫画に見えますが…。自己肯定感の低さ故生きづらさを抱える人達に、優しく強く寄り添える様な作品にしたいという思いが強くあり、ベリーダンスに纏わる方々の思いにも共鳴しながら、担当編集と共に大切に描いてきた漫画です》と自作への想いを説明。

ドラマ化にあたって事前に、数話のプロットや脚本をチェックしたという芦原氏。その結果に加え、同作は連載途中で未完の作品であったことから《ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」。

漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく》《漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する。原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたいので、ドラマオリジナル部分については、原作者が用意したものを、そのまま脚本化していただける方を想定していただく必要や、場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もある》を条件に、ドラマ化に合意したという。

これらの条件について、芦原氏は《脚本家さんや監督さんなどドラマの制作スタッフの皆様に対して大変失礼な条件だということは理解していましたので、「この条件で本当に良いか」ということを小学館を通じて日本テレビさんに何度も確認させていただいた》としている。

毎回、漫画を大きく改変した脚本が提出され…

しかし、制作がスタートして以降、まさかの展開が。芦原氏は《毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出されていました》と明かしたのだ。その詳細は次のようなもの。

《・漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう。
・個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される。
・「性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話」等、私が漫画「セクシー田中さん」という作品の核として大切に描いたシーンは、大幅にカットや削除され、まともに描かれておらず、その理由を伺っても、納得のいくお返事はいただけない。
といったところが大きなところですが、他にも細かなところは沢山ありました》

1~7話の脚本については《枠にハマったキャラクターに変えないでいただきたい。私が描いた「セクシー田中さん」という作品の個性を消されてしまうなら、私はドラマ化を今からでもやめたいぐらいだ》と日本テレビ側に粘り強く説明し、加筆修正を行いなんとか完成させたという。

芦原氏及び小学館の担当者と、脚本家らドラマ制作スタッフを繋ぐ窓口はプロデューサーのみだったといい、芦原氏は度重なる改変により、脚本家や監督に当初伝えたドラマ化の条件が伝わっているのか、疑問を抱いていたと明かしている。

■原作者が用意したドラマオリジナル編のあらすじも大幅改変

ドラマオリジナルのシナリオとなる8~10話については、芦原氏自らがあらすじやセリフを用意した。しかし、ここでも条件は守られず、用意したものを大幅に改変したものが脚本として提出されたという。

続きはソースをご覧ください
https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/2287558/

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ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

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    • 24/01/29 17:52:12

    亡くなってしまったね
    日テレと揉めたからなのかSNSで思ったよりも反響があったせいなのか…
    追い詰められてたんだね

    • 3
    • 24
    • びんちょうまぐろ鍋
    • 24/01/27 21:02:16

    最近ドラマ漫画原作ばっかりだよね
    小説原作のもどこかが当たったら他の局もその小説家のばかりやったり
    しかも大体原作者と揉めてる
    テレビ業界仕事しろよ

    • 5
    • 24/01/27 20:56:52

    >>20
    海猿の件はもう作者とフジとは和解したみたいだけど、原案の人のことは今でも許してないっぽいよね。

    • 0
    • 22
    • ふなばし鍋
    • 24/01/27 20:53:49

    自分の色を出す事にこだわるなら最初からオリジナル脚本で勝負すればいいのにね。
    私は原作がある作品なら忠実にしてほしい。

    • 6
    • 24/01/27 20:46:57

    原作を知っていたんだけど、キャスティング的に難しそうだとは思ってた。主役の木南晴夏さんが普通に可愛らしいし。
    観ないという判断は正解だったってことかな。

    • 4
    • 24/01/27 20:44:42

    脚本家って原作読まないのかな?
    きちんと読んでたら、また違ったのかな?
    漫画原作のドラマで揉めまくって作者がブチ切れた海猿を思い出したよ。

    • 5
    • 19
    • しらたき鍋
    • 24/01/27 20:39:27

    >>2
    脚本家が書いた脚本を原作者が毎回修正してた、だったような

    • 6
    • 18
    • おろしポン酢
    • 24/01/27 20:13:29

    >>8
    この作品のプロデューサーが「おせん」のプロデューサーだったって話もあるみたいね。

    • 3
    • 24/01/27 19:29:42

    「性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話」等、私が漫画「セクシー田中さん」という作品の核として大切に描いたシーン

    ↑そんな原作だったんだね。これはスポンサーなどの関係上、カットされるかもね。

    芦原氏及び小学館の担当者と、脚本家らドラマ制作スタッフを繋ぐ窓口はプロデューサーのみだったといい

    ↑これが全てじゃない?プロデューサーがちゃんと仕事できてないんだよ。

    • 2
    • 16
    • ひつまぶし鍋
    • 24/01/27 18:09:44

    原作のファンって、とても限られた客層だから、映画化やドラマ化は嫌なんだろうな。脚本家も大変だよね。
    原作者と脚本家がもう少しすり合わせ出来たら良かった。
    ドラマの最後が面白くなかったと言われれば、脚本家からしたら「知らねーよ」って気持ちになるだろうし、インスタのコメントはその表れだと思った。でもそれが原作者を不快にさせてしまった。
    会わせてもらえず信頼関係が出来てなかった可能性があり、残念(私の憶測です)。

    • 1
    • 15
    • シュクメルリ鍋
    • 24/01/27 18:05:10

    もう同じトピあるじゃん。そっちに統合してよ

    • 1
    • 14

    ぴよぴよ

    • 13
    • きりたんぽ鍋
    • 24/01/27 18:01:19

    原作好きでドラマも見たけど、ドラマ化するために設定をスッキリさせたと納得できる部分もあったし、「ここ変える必要ある?」と感じるところもあったよ。
    作者にとって思い入れがあるシーンなら気になるだろうな。

    • 3
    • 24/01/27 17:55:00

    原作を全く知らずにミステリーというなかれもセクシー田中さんも見た。
    どちらも面白いドラマだったし、良い台詞も沢山あった。
    それが、大半の視聴者の感想じゃない?

    そりゃ、原作者の作品を大切に想う気持ちもわかるし、こんなに面白い漫画をドラマ化したい、旬な俳優使いたいって言うのもわかるのよ。
    こちらも「原作とは多少違うんだろうな」ってわかって見てる。
    ドラマ化のお陰で知名度も高まったはず。

    原作者も脚本家も、可哀想だと思った。プロデューサーが悪いよ。

    • 5
    • 11
    • おろしポン酢
    • 24/01/27 15:51:24

    脚本家の人、元々原作クラッシャーとして有名な人だったんだね。
    知らなかったわ。

    • 8
    • 10
    • おろしポン酢
    • 24/01/27 01:26:25

    漫画そんなにしっかり読んでなかったけど役者の解釈や演じ方かなって思ったのはあったけどそんな悪い風に変えられてるとは感じなかった。むしろ最後の方がガッカリ感あった。

    • 2
    • 9
    • 鍋洗うの大変
    • 24/01/27 01:13:17

    推しの子を彷彿とさせるね

    • 5
    • 24/01/27 01:02:15

    むかーし、蒼井優が主演した「おせん」って
    あったじゃん?あれもドラマ化するって聞いて
    全然原作と違うタイプで案の定揉めてたけど、
    伝統を受け継ぎ、繋ぐ。がテーマなんだよね。
    原作読んだらトラブルを博識なおせんが一刀両断、毎回蘊蓄付き。だけど忠実にやったら多分
    見ないんじゃね?って感じ。後、基本的に昼行燈で朝から飲んでるし半裸な主役を忠実にしたら深夜枠になるよなって思ったわ。
    漫画家さんって映画はあまりトラブル聞かないけど(原作厨が発狂はデフォルトとして)ドラマは何かトラブルある気がする。

    • 0
    • 7
    • 南米から来た鍋
    • 24/01/26 23:09:41

    俳優さん達は良かったのにこういう揉め事は残念。木南さんが可哀想。

    • 18
    • 6
    • カセットコンロのガスがきれる
    • 24/01/26 23:08:27

    漫画家がドラマ脚本をやる。
    原作者だから一見できそうだけど、撮影となると本当難しいこと多いんだろうね。脚本が全て上がってから脚本家や演出家のチェックもいれて、ドラマ撮影するべきだったのかも…。

    原作者の方はお気の毒だし原作ファンだけど、木南晴夏さんは素晴らしかった

    • 7
    • 5
    • メガネくもる
    • 24/01/26 23:02:06

    芦原さん側の言い分も解るけれど、芦原さんの認識がちょっと甘かったのかなぁ。という印象。やはりそこまで原作の世界観を壊さない事を拘るのなら、本誌連載中でのドラマ化はOKしなければよかったと思う。
    芦原さん作品は昔、完結済みの砂時計を昼ドラでやってたけど、先ずは原作の完結済み。そして砂時計の内容的に昼ドラの視聴者層と制作時間が掛けられるという点では、原作にそっての制作はしやすかっただろうね。
    田中さんの時間帯のドラマでは原作未読の視聴者もサクッと惹きつけられる様な展開とスピード感がドラマ制作側としては重要なんでしょうしね。

    漫画が原作でドラマ化や映画化してる作品の原作者の中には、自分は原作者ですが自分からは手が離れた作品として、イチ視聴者として楽しみます、的なスタンスの原作者も居るんだけどね。そういう風に割り切れないのなら自分の作品は安易に外に出すべきじゃないね。

    • 4
    • 4
    • ラフテー鍋
    • 24/01/26 22:44:45

    こんなに事細かく拘りがあるなら、ドラマ化を承諾したらダメだよ。

    • 18
    • 3
    • 鍋ソムリエ
    • 24/01/26 22:43:31

    でも8話までのほうが好きだった

    • 14
    • 24/01/26 22:40:19

    漫画も好きで読んでたけど、そんなに改編された印象ない。ドラマも好きで楽しく見ていたけど、漫画も終わってないから最終回が突然終わった感あったのは色々とモメてたからなんだ…なんか残念

    • 9
    • 1

    ぴよぴよ

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