- なんでも
- 匿名
- 23/11/14 16:05:14
「マフィンが糸を引いてる……」東京ビッグサイトの巨大イベントで“食中毒”騒動 「防腐剤・添加物」不使用が災いか
デイリー新潮11/14(火)13:16
11月11日〜12日にかけて、東京ビッグサイトで開催された国内最大級のアートイベント「デザインフェスタvol.58」の会場で販売されたマフィンの購入者から、「糸を引いている」などの報告がXで相次ぎ、波紋を広げている。食中毒が発生した可能性もあり、今後の動向を注視する必要がある。
マフィンを販売したのは、東京都目黒区に店舗を構える「Honey×Honey xoxo」。公式ホームページによれば、目黒区中根に2017年2月25日にオープン、甘さ控えめの焼き菓子を売りに、具だくさんのマフィン、クッキー、バナナパウンドケーキなどを製造しているとのことである。
このマフィン店はデザインフェスタに2日間に亘って出店している。イベントの初日の購入者から、マフィンから腐った臭いがする、糸を引いていたと指摘を受けていたにも関わらず、販売中止の対策をとらなかったようだ。購入者は店主から検品を行うと約束されたというが、実際の検品方法はといえば、「1点ずつの見た目の異常がないかの視覚確認」と「少しずつ食べて確認」(店主Xより)するだけだったようだ。
その後もX上では購入者からの指摘が相次ぎ、ある購入者は、チョコチップのマフィンを購入したところ、中が生焼けな感じだったと証言している。また、「糸の引いた栗2つ、スイートポテト、クリームチーズベーコン、チョコチップ、焼きリンゴ、全部変な味と腐った臭いがしたので捨てました。今、腹痛と吐き気です」というコメントもあり、さらなる被害が拡大する可能性がある。
店側の衛生管理には明らかに問題があったと思われる。店主のInstagramによれば、今回のイベント参加のためにマフィンを「5日間ずっと焼き続け」たと語っている。この言葉を信じるならば、イベントが始まる5日前に作られたマフィンが紛れ込んでいた可能性もある。そして、「保管場所はクーラーをガンガンにかけて、18℃以下を保って」いただけだったという。
店のホームページによれば、防腐剤、添加物不使用で市販の焼き菓子の半分以下の砂糖の量で菓子を作っていることを売りにしているとのことだ。この条件で、消費期限が数日持つのだろうか。疑問を抱かざるを得ない。本来、添加物を使わないのであれば、通常の食品よりも厳しい衛生管理が求められるのは言うまでもないと思うのだが。
衛生管理意識に問題も?
そもそも、今回のマフィン店は、以前から問題があったと指摘する声もあがっている。デザインフェスタの前に開催された別のイベントでマフィンを購入したという人は、「緑色の異物混入」があったとも証言し、店とのやりとりをXに公開している。また、Google Mapsの口コミには、購入したクッキーの賞味期限が1週間以上過ぎていたというコメントもあった。いずれにせよ、衛生管理意識が低いまま販売を行っていたといえるのではないだろうか。
今回の事態を重く見たマフィン店は公式Xを更新し、「デザフェスで食中毒を出してしまいました。ご迷惑をおかけしております。マフィンをお持ちのお客様、お召し上がりにならずにご連絡をお願い致します。この度は、大変申し訳ございませんでした」と謝罪。「この事態を重く受け止め、明日(本日14日)行政機関に指示を仰いで対応させていただこうと思います。本当に申し訳ございませんでした」とコメントした。
店主のXによれば、現在、保健所で相談を行っている最中であり、マフィンの購入者に対しては個別に対応するそうである。
なお、本日14日にデザインフェスタの運営側に電話で取材を申し込んだところ、「今後の対応については未定」「この件については回答はできない」とのことであった。食品を扱う業者を出展させていたという点で、運営側の対策に問題はなかったのだろうか。早急な対応が求められるであろう。
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