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- 23/08/08 10:46:29
歌舞伎町のトー横キッズに限らず、少年少女たちは居場所を求めて繁華街のシンボル付近の公園や広場に集う。名古屋市中区栄のドン・キホーテ横、通称「ドン横」や大阪道頓堀グリコサイン下の「グリ下」などもそれだ。
しかし名古屋のドン横は再開発のため昨年6月に閉鎖。かつてそこにたむろしていたキッズを見守る名古屋市で婦人科クリニックを営む院長に彼女たちの現在を聞いた。
受診に来てくれた18歳の子は、とてもきれいな子で、風俗で働きながらヤクザの美人局をしていると言ってました。生理が来ないというので検査をすると妊娠反応が出たのに加え、梅毒も陽性だったため急きょ、治療をして中絶手術をしました。ですが、梅毒のその後のフォローアップには来ず……。きちんと治っているか心配です。このように性感染症の治療途中で来なくなってしまう子は非常に多いのです
クリニックでは児童相談所に入所する際の子どもの性感染症や妊娠検査も行っているが、丹羽先生いわく、公園に集う10代の子どもたちは、性感染症や妊娠が発覚しても後回しにする傾向があるという。
一方で、壮絶な性感染症や妊娠の果てに、出産することを決めた子もいたそうだ。
「15歳でトー横でパパ活をし、その後、地元の名古屋に戻ってドン横にいた子は、咳止め薬をオーバードーズしてビルから飛び降りようとしたところを取り押さえられ、児童相談所に入所することになりました。
彼女は子宮頸がんの原因となる6種のヒトパピローマウイルスと尖圭コンジローマ、クラミジアに同時感染していました。コンジローマのイボは膣内にまでびっしりとできており、レーザー医療を6回ほどして完治しました。その後、妊娠していることがわかり、妊娠12週に差し掛かるタイミングで産むことを決断したんです」
母親としての自覚を持って、しっかりと育てようとしての決断かというと、そうでもなかった印象を受けたという。
「なんとなく産むという感じでした。もちろん相手とは今も連絡が取れず、出産後の環境についても不明。12週目以降の検診は総合病院に移ってしまったため、今どうなっているかわかりませんが、相談があればいつでも支援したいと思っています」
https://shueisha.online/newstopics/153027?page=1
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