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- 23/06/03 17:01:50
世界でも3頭しか飼育されていないとされるマルミミゾウのうち、2頭を飼育する広島市の動物園で1日、交尾が確認されました。
飼育下でマルミミゾウの交尾が確認されるのは、世界的にも珍しいということです。
交尾が確認されたのは、広島市安佐北区にある安佐動物公園で飼育されているマルミミゾウのオスの「ダイ」とメスの「メイ」です。
マルミミゾウはアフリカの森林にすむ小型のゾウで、世界でも3頭しか飼育されていないとされ、絶滅のおそれがあります。安佐動物公園では、2001年から「メイ」を飼育してきましたが、繁殖を目指して1年前に山口県の動物園から「ダイ」を受け入れていました。
「メイ」と「ダイ」を別々のゾウ舎で飼育して相性を観察してきたところ、柵越しにお互いを受け入れるような様子が見られ始めた上「メイ」の血液などの検査結果から発情期が近いことが推測されたため、先月2日から断続的に同じエリアで飼育していました。
そして1日に2頭の交尾が確認されたということです。安佐動物公園によりますと、飼育下でマルミミゾウの交尾が確認されたのは、アフリカの動物園での記録があるのみで、世界的にも珍しいということです。
同居は今月中旬まで断続的に続けられる予定で、今後、研究機関が検査を行って「メイ」が妊娠している可能性があるか詳しく調べることにしています。
06/03 10:39 https://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20230603/4000022563.html
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