【青森5人死亡火災】放火した92歳、村八分されていた「氏神の祟りにあったと陰口を叩かれ…」

  • ニュース全般
  • 小諸城趾懐古園
  • 23/04/19 20:53:03

※長いですが、理解するには1つ1つ読まないと難しいので省略していません。
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青森 5人死亡火事 1人は92歳親族男性か 放火疑いで男性宅捜索(2023.04.14 NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230414/amp/k10014038351000.html

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ムラの掟をやぶった…」「住むにはムラの血が必要だ」放火の疑い・92歳老人が抱えてきた80年以上続く遺恨「氏神の祟りにあったと陰口を叩かれていた」《青森5人死亡火災》

2023.04.17

「今回の事件は92歳のお爺さんによる暴走で、その原因は『土地のトラブル』と報じられていますが、それでは実際のところは何も伝わらない。背景には根深い『掟』とムラ(集落)特有の事情があるのです」

◆十文字家は近隣の村に本家があり、分家が集落に移り住んできた

事件とは青森県六戸町犬落瀬で13日未明、8人家族の十文字利彦さん(68)宅が全焼し、焼け跡から5人の遺体が見つかった火災のことだ。5人の遺体は連絡のつかない義母の和子さん(88)と妻の弘子さん(67)、次女の抄知さん(39)、孫の弥羽さん(9)の家族4人と、近くに住む和子さんの兄のAさん(92)とみられるが、損傷が激しく身元の確認に時間がかかっている。

両家には、Aさんの母親が十文字家に後妻として嫁いだ約80年前から続く「遺恨」があったことは♯1(https://shueisha.online/newstopics/124267)で報じた通りだが、今回は関係者からさらに踏み込んだ証言が得られた。

冒頭の言葉に続いて関係者は「ここにはムラの掟に関わることを外の人間に話してはいけないという掟もあり、それがムラの人に知れたら間違いなく痛い目にあいます。私はそのことも熟知したうえで、よそに住んでいますから」と丁寧に取材に答えてくれた。

「そもそも十文字家は近隣の村に本家があって、分家がこの集落に移り住んできたんです。昔のことなのでなぜ許可されたのかは分かりませんが、この集落の人間の血がないとここには住めないんです。なのでこの集落の血を残していくためにAさんの母親に後妻として嫁いでもらい、さらに妹の和子さんも十文字家の嫡男の先代(利彦さんの義父)と結婚することになったのです」

幼少期に母親と妹を一度に“奪った”十文字家に対し、Aさんは複雑な感情を抱いていた。だが、ある意味この「政略結婚」はムラの掟に従って為された合理性があった。関係者が続ける。

「ムラに住むにはムラの血が必要だから、血を分けてもらうために一緒になった。忸怩たる思いがありながら、そこまではAさんも理解していたと思います。ところが十文字さんの次女はこの掟を破って、外の男を連れてきて結婚して村に住んだ。

今時の若い人でもよそ者と結婚するなら、ちゃんと村を出て暮らすんですけど、抄知さんはこの掟を破った。さらに最近では祭りの運営まで関わるようになっていました。、Aさんから見たら『血を分けてやった一族のくせに掟まで破って、本家ヅラしている。これでは自分の本家にも顔が立たなくなる』と怒り心頭だったわけです」



Next >>1 食べてはいけない時期に四つ足の動物を食べた

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    • 小諸城趾懐古園
    • 23/04/19 20:53:58

    ◆食べてはいけない時期に四つ足の動物を食べた

    そして、報じられている「財産分与で揉めていた」という話も誤解だらけだという。

    「田んぼの相続を巡って揉めていたというのも、そんな単純な話じゃないですよ。92歳の後継ぎもいないお爺さんが土地を寄越さないなんて、それなりの理由があるに決まっているじゃないですか。そもそも今回の火事で燃えてしまった家はもともとA家のものだったんです。でも妹の和子さんの結婚に伴い、その家を十文字一家に明け渡すことになった。つまりAさんは追い出されるような形で今の家に移った。

    一方の十文字家はよそ者なので、ムラに持っていたのはあの家だけで、4世帯も住めば家も狭くなりますよね。そこでAさんの田んぼを潰して十文字家の家を建てるって話まで出ていたんですよ。Aさんからしたら自分は家も追い出されているのに、なんで後から来た十文字家のいいようにされなきゃいけないんだ、絶対に許せないと感じたはずです」

    この集落にあって、Aさんの家は江戸時代から続く名門で、他にも主要な一族が血を受け継いで存続してきたという。関係者が続ける。

    「仮にAさんが火をつけたのだとすれば、『これ以上、よそ者の十文字の血をムラに広めるわけにはいかない』という動機しか考えられない」

    家とムラの伝統を守ることに必死だったAさんだが、その思いとは逆に村八分にされていたことがあったという。

    「Aさんの奥さんが亡くなったり、孫が自殺したり娘が病気になったりと不幸が重なったときに、村の女性やAさんの分家たちは励ますどころか『Aがよくないことしたからこんな事が起こったんだ』と噂を広めたんですよ。掟のことを外部に話したんじゃないかとか、食べてはいけない時期に四つ足の動物を食べたせいで氏神の祟りが起こったとか。

    5年前くらいにAさんの家が火事になったのも氏神の祟りだとみんな思ってますよ。そういう筋違いの恨みを買っていることもあって、Aさんは酒が入ると怒りっぽくなって『殺してけらあ!』とか激昂していたみたいです。自分はこんなに不幸で惨めなのに、なんで十文字家は栄えるんだという思いはあったでしょうね。ムラの女性たちが自分に理不尽な“祟り”の疑いをかけているのと同じように、Aさんにとっては十文字家が好き放題してきた祟りが自分に降りかかっていると思い込んだのかもしれません」

    掟や祟りと聞くと、今は何世紀だと一笑に付すなかれ。今なお世界中で止まない戦争や紛争の原因は、信仰の違いではなかったか。だが、どのような事情であれ幼子含む4名の命が奪われる理由にはならない

    取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班

    https://shueisha.online/newstopics/124523?page=2

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