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- ジェームス・ポンド
- 23/01/17 12:20:40
埼玉・鴻巣市の病院「こうのす共生病院」のホームページが17日までに更新され、病院内の会話など患者の個人情報を含む音声が、インターネットのライブ配信により外部に流出した件について、配信を行った医師に出勤停止処分を下したと発表した。
同病院を巡っては、今月7日、ライブ配信サービス「ツイキャス」で、医師が救急外来診察や発熱外来の診察時の会話を誤って配信。音声データを流出させた医師は、病院側の聞き取り調査に対して「休憩時間中に私用のスマートフォンの動画配信アプリを起動したまま眠ってしまった。救急車の受け入れ要請の病院内線電話で目が覚めたが、アプリが起動中であることに気づかず、そのスマートフォンをポケットに入れた状態で診察を行ったため、誤って診察時の会話音声が配信されてしまった」と説明している。
病院によると、この1時間37分間の配信には「計8名の患者様の氏名(うち1名は生年月日含む)などの個人情報が含まれておりました」という。医師は「個人情報の流出という重大な結果を生じさせたことを深く反省している」と述べている。
聞き取り調査に対し、病院は「調査結果によれば、当該医師が意図的に音声情報を流出させたと断定することは困難ではあるものの、患者様の個人情報の流出という極めて深刻な結果が生じている以上、当該医師の過失責任は重大であるというほかありません」とし「当該医師に対して昨日2023年1月15日付で出勤停止2か月間の懲戒処分と致しました」と発表。「なお、当該医師は、本件の責任をとりたいとして同日付けで依願退職しました」としている。
続けて「本件で個人情報が流出してしまった計8名の方々には、当法人から個別に謝罪させていただきましたが、この場を借りて改めて深くお詫び申し上げます。また日頃から当院をご利用される患者様、ご家族様、また関係者の方々、そして地域住民の方々に対して、多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます。改めて院内の就業規則を周知し、再発防止策を共有し徹底させていただきます」と謝罪を記した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/81aad6b7e4363c4b98298d42fad17dd41d188b23
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