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- 22/12/28 08:35:48
スギ薬局が店舗に「暖房禁止令」広報室は方針通達を認め、経緯を説明
2022年12月27日 16時0分
【ざっくり言うと】
・スギ薬局が各店舗に「暖房禁止令」を出していたと週刊文春が報じた
・広報室は方針の通達を認め、政府からの節電要請を受けたものと説明
・一方で現場の声を受け、「臨機応変にエアコンを使用する旨」を周知したそう
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「寒すぎる」と客や従業員が悲鳴 スギ薬局が店舗に“暖房禁止令”を出していた
2022年12月27日 16時0分
文春オンライン
ドラッグストア「スギ薬局」が各店舗に対して“暖房禁止令”を出し、従業員から「凍えそうだ」などの悲鳴が上がっていることが「週刊文春」の取材でわかった。
スギ薬局は業界5指に入る大手ドラッグストアチェーンで、持株会社「スギホールディングス」(愛知県大府市)は東証プライムに上場。売上高は約6200億円(2022年2月期)、従業員数は約7300人を数え、約1500店舗を関東、東海、関西、北陸地方に展開する。
東海地方の店員Aさんが明かす。
「会社から各店舗に対して、『12月も暖房の使用を控えるように』との趣旨のお達しがありました。雪が多い地域の店も一律です。もともと冷暖房使用に厳しい社風で、春や秋は禁止ですが、今年は『節電』を理由に12月も解禁しなかったんです。夕方以降は極寒で凍えそうです」
都内の店員Bさんもこう語る。
「お客さんから『寒すぎる』と何度もクレームが来ました。しかし、上の命令には逆らえず、使い捨てカイロで耐えています」
例外的に使用が許されることもあるが、障壁があるという。東海地方のパート店員Cさんが事情を話す。
「店長から地域の責任者に『寒い』と相談すると、一時的に最低限の19度とかで許可が出ることもある。しかし店長も会社の方針との板挟みになって、上にはなかなか言えない。結局、みんなで我慢しています」
◆広報は暖房禁止令を認め、経緯を説明
スギホールディングスの広報室に問うと、各店舗に「暖房を原則使用しない」との方針を通達したと認め、経緯を主にこう説明した。
「(例年は)12月からエアコンを使用することが基本ですが、(今年は)12月1日に出された政府からの節電要請を受け、11月までの対応(暖房を使わない方針)を継続した」
一方で現場の声を受け、12月16日には「臨機応変にエアコンを使用する旨」を周知したという。
労働関係の法令や指針は、事業者に職場の温度を適切に保つよう求めている。
12月27日(火)12時配信の「週刊文春 電子版」および12月28日(水)発売の「週刊文春」では、「スギ薬局」創業者の過去のトラブル、“暖房禁止令”を出した理由、店員たちの悲痛な声などについて報じる。
(「週刊文春」編集部/週刊文春 2023年1月5日・12日号)
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/23449563/
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