- なんでも
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コピペだけど
人工透析に至る慢性腎臓病(CKD)になる原因にはさまざまなものがありますが、代表的な疾患として次の3つが挙げられます。
・糖尿病
糖尿病になり高血糖状態が続くと、腎臓にある尿をろ過する糸球体という部分が傷つけられ、腎臓の機能が低下してしまいます。このような糖尿病が原因となって起きる合併症「糖尿病性腎症」で透析を導入することになった人は、全透析患者のうち39.1%(2019年末現在)と高い割合を占めています。
糖尿病性腎症が進行すると、糸球体の中の細かな血管が壊れてろ過作用が低下し、血圧が上昇します。高血圧になることでさらに腎臓の状態を悪化させてしまいます。
・高血圧
高血圧が続くと、全身の動脈が硬くなる動脈硬化のリスクが高まります。それは腎臓も例外ではありません。腎臓は無数の細い動脈から成り立っていますが、動脈硬化によって血管の内腔がさらに狭くなると、血液が十分に行き渡らなくなり、腎硬化症となり腎機能の低下につながります。
・慢性腎炎
慢性腎炎(慢性糸球体腎炎)は、糸球体を中心に慢性の炎症がみられる疾患です。腎機能が低下して、たんぱく尿や血尿などの症状が1年以上にわたって持続します。1日に1g以上の尿たんぱくが続いている場合は、10年で約30%が慢性腎不全に移行するといわれているので注意が必要です。- 1
22/12/02 13:15:37