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毎日新聞
裾野市の私立の認可保育園「さくら保育園」で
保育士が園児の足をつかんで宙づりにするなどの
虐待行為をくり返していた問題は4日、
保育士として勤務していた3人が暴行容疑で県警に
逮捕される刑事事件に発展した。
発覚から市が記者会見を開くまでに約3カ月を
要しており、
報道陣の取材に応じた村田悠市長は
「逮捕されたことは遺憾。
市としての初動の遅さや組織のあり方に
大きな問題があった」と陳謝した。
この問題を巡っては、市こども未来課は
通報を受けて8月に事態を把握。
同保育園への聞き取りなども行っていたが、
市が事実を公表したのは約3カ月後の
11月30日だった。
対応の遅れについて、村田市長は
「担当者から『確かな情報を(市長に)伝えるため報告が遅れた』と説明を受けた」と語り、
「報告が早ければ保護者にもっと早く説明ができた。担当職員やその管理者である市長、副市長にも大きな責任がある」と同市の責任にも言及した。
村田市長は自身を含めた市の関係者の処分を
検討しているという。
また、同保育園と分園が5日以降、休園することも明らかになった。
市は、分園も含めた計約170人の園児の受け入れ先を8日までに確保するとしている。- 1
22/12/05 04:30:13