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- 22/11/29 16:15:58
2022年11月28日 20:11 ABCニュース
大阪市生野区で4年前、聴覚に障害のある女の子が重機にはねられて死亡した事故をめぐり、両親が運転手らに損害賠償を求めた裁判が28日結審しました。
女の子が将来、得られるはずだった収入=「逸失利益」の算定基準が大きな争点です。
大阪市生野区の聴覚支援学校に通っていた井出安優香さん(当時11)は4年前、下校中に重機にはねられて死亡しました。
両親は運転手と当時の勤務先に損害賠償を求めて訴えを起こしました。
将来、得られるはずだった収入=「逸失利益」が、障害を理由に減額されるかが争点になっています。
これまでの裁判で、両親側が全ての労働者の平均賃金から逸失利益を算出するよう求める一方、被告側は
「障害によって、職種や仕事内容が制限される」などとして、健常者のおよそ6割にあたる聴覚障害者の平均賃金をベースにすべきだと反論してきました。
(安優香さんの父・井出努さん)「娘の努力を否定・差別してきた。(そこに)謝罪してもらいたい」。
裁判は結審し、判決は2023年2月27日に言い渡される予定です。
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