- なんでも
- 日刊ゲンダイ
- 22/11/10 14:45:53
8日、日本本土最南端の地「佐多岬」到着を報告した、少年冒険家を名乗る不登校YouTuberのゆたぼん(13)が9日、ツイッターを投稿。
豪華なしゃぶしゃぶの写真をアップし、
「プロ奢ラレヤーに俺はなる!」と宣言した。
先月25日には、「少年革命家ゆたぼんチャンネル」で金欠状態を告白し、日本一周達成のためにさらなる支援を求めていたばかり。
《このままやと日本一周も厳しくて、
それで皆さんに投げ銭をしてほしいです》
ゆたぼんはクラウドファンディングで487万円ほどを調達し、6月30日から「スタディ号」で日本一周の旅に出ているが、
ガソリン高騰などのあおりを受け、予想外の出費に足が出てしまったという。
その計画性が疑問視されていたが、
そんなゆたぼんにも救いの手が差し伸べられ、
31日にはIT関連の経営者から100万円が振り込まれたという。
有名YouTuberといえば、高級外車や自身が暮らす
豪邸自慢が定番のコンテンツだが、
ゆたぼんにはその羽振りの良さが感じられない。
「ヒカキン、ヒカルなどを頂点とした日本のトップYouTuberは、最低でもチャンネル登録者数が100万人を超えていますが、
知名度が高い割に、ゆたぼんのチャンネル登録者数は15.3万人と伸び悩んでいます。
この数字を少なくても30万人程度まで伸ばさないと独り立ちは難しいと思われます」
(ITジャーナリスト)
■共感を期待すると失われる持ち味
ネットニュースにたびたび取り上げられるなど、
知名度抜群のゆたぼんだが、
アンチが多いことでも知られている。
「自身に批判的な声には遠慮なく反発、反論の声を上げている分、それがさらに反感を買い炎上。
義務教育を受けない生き方を貫くことで独自性を
築いています。
どんなインフルエンサーのフォロワーの中にも、
アンチが多く含まれているといいますが、
YouTubeの場合、共感を持っている人や応援したい人がチャンネル登録をする傾向にあるので、
そのあたりを改善しない限り、数字が伸びていかないでしょう」
(前出・ITジャーナリスト)
だが、突然今のスタンスを転換させてしまったら、持ち味を失われてしまうだろう。
ゆたぼんには一部のファンに活動を支援してもらう今のスタイルが最も適しているようだ。
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