沢尻エリカの目算、来年にも〝女優復帰〟か　

幸か不幸か逮捕以前から好感度売りにせず…スポンサーの影響を受け難い分野が濃厚との噂も





２０１９年の薬物事件以降、表舞台から遠ざかっている女優、沢尻エリカ（３６）の動向がここに来て注目されている。来年の女優復帰が取り沙汰されているというのだ。

沢尻は１９年、東京都内の自宅マンションで、合成麻薬のＭＤＭＡを所持していたとして逮捕、起訴。２０年２月の東京地裁での公判で懲役１年６月、執行猶予３年（求刑懲役１年６月）の有罪判決が言い渡された。

その後は事実上の引退状態だが、来年２月には執行猶予が明ける予定となっている。民放テレビ局の情報番組スタッフは語る。

「最近だと、同じく薬物事犯で逮捕されたピエール瀧さんが執行猶予中の２１年春に映画『ゾッキ』に出演したケースもありますが、大抵の芸能人は執行猶予が明けてから復帰しますからね。そういう意味でも、沢尻さんの来年の動向が注目されているんです」

もっとも、すんなりと復帰できるというわけではない。逮捕前には主要キャストの１人として、ＮＨＫ大河ドラマ「麒麟がくる」への出演を控えるなど人気女優だっただけに、その逮捕劇は世間に大きな衝撃を与えた。

当然のことながら、イメージ回復には相当の努力が必要だろう。

「仮に女優復帰したとしても、代役探しや撮り直しなどの迷惑をこうむったＮＨＫはもちろん、民放も視聴者の反応を気にして使いにくい。テレビドラマは当分厳しいでしょう」（前出の情報番組スタッフ）

一方で、早期に復帰するといった見方も強いという。

「いまだに沢尻さんの演技力や存在感を高く評価する声は多いですからね。それに罪は重く受け止めなくてはいけませんが、幸か不幸か逮捕以前から好感度を売りにするようなタイプではなかったので、イメージダウンというダメージも他の芸能人と比べると少ないのではないか、とささやかれています」（映画配給会社スタッフ）

こうした背景もあってか、個人事務所の業務提携先である「エイベックス・マネジメント」の公式ウェブサイトには現在も沢尻のプロフィルが掲載されている。

そうなると、気になるのは復帰後の展開だ。

「映画や舞台の可能性もゼロではないですが、やはりスポンサーの影響を受け難い動画配信サービスの作品での復帰が濃厚です。評価次第で海外から出演オファーが来る可能性もありますしね。すでに外資系の大手が興味を示しているといった噂もあります。彼女の復帰作となれば話題性も十分ですし」（前出のマネジャー）

来年２月以降、女優としてその姿を再び見ることができるのか。