旭川市の男性刺殺で逮捕の男、男性の小学生の娘とトラブル…男性夫妻は謝罪などで訪問も口論

20日夜、北海道旭川市の住宅前で、32歳の男性の首などをナイフで刺し、殺害したとして、56歳の男が逮捕された事件…男と男性は、男性の娘をめぐってトラブルになり、当時、現場近くの車内に男性の娘２人もいたことがわかりました。

　旭川市末広３条７丁目の川口和人（かずと）容疑者56歳は、20日午後６時すぎ、自宅前で、近くに住む金澤孝雄さん32歳の首や胸などをナイフで刺し、殺害した疑いが持たれています。
　当時、現場では、金澤さんの31歳の妻も背中などを刺されていて、近所に助けを求めましたが、命に別状はありません。
　捜査関係者などによりますと、事件当日の午後、金澤さんの小学生の娘と友人が道路で拾ったＢＢ弾を、川口容疑者の自宅に向けて投げたことなどからトラブルになっていたことがわかりました。

その際、川口容疑者は、友人のカバンを蹴るなどした上、子どもたちを怒鳴りつけていたということです。
　また、金澤さん夫妻は、謝罪などのため、車で川口容疑者の自宅を訪れましたが、川口容疑者の子どもへの対応をめぐり、口論になったとみられています。

事件発生当時、現場近くにとめられていた金澤さんの車の中には、小学生と未就学児の２人の娘が乗っていました。
　川口容疑者は、金澤さんを刺したことについては認めているということで、警察は、引き続き事件の経緯を詳しく調べています。
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