- なんでも
- マジョラム(恥じらい)
- 22/09/18 14:48:24
日本風工学会によると、瞬間風速30~40メートルで人は何かにつかまらないと立っていられなくなる。屋根瓦が飛散するなどして、外を出歩くのは非常に危険だ。50メートルで自動販売機や電柱が倒れ、60メートルに達すると木造住宅が倒壊し始めるという。
実際の台風で、重要な社会基盤が強風の被害を受けた例も。2018年の台風21号では、大阪湾にかかる関西空港の連絡橋に、強風にあおられたタンカーが衝突して破損し、通行できなくなった。19年の台風15号では、千葉県を中心に記録的な暴風が吹いて電柱や電線が損傷し、首都圏などの最大約93万戸が停電した。
京都大防災研究所の西嶋一欽(かずよし)准教授(強風災害)は「台風14号では、電柱がバタバタと倒れる可能性がある。被災地域が広がると復旧にも時間がかかる」と指摘している。
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