- なんでも
- 昼顔(優しい愛情)
- 22/09/11 16:46:59
何かと多忙な平日を送っていると、状況が許せば週末ぐらいはゆっくりと眠りたいものだ。実際に睡眠不足は体に様々な悪影響を及ぼす。
だが、日々の睡眠不足を週末や休日にまとめて眠ることで挽回できるかもしれない。最新の研究によれば、日々の睡眠時間が短くても、週末に寝だめしておけば、死亡リスクを減らせることがわかったという。
スウェーデン、ストックホルム大学でストレスの研究を続けているのトーヴャン・オーカスタット氏が『Journal of Sleep Research』に掲載した研究では、1997年にスウェーデンで調査された、生活や医療に関する38000人以上の成人データを分析した。また国の死亡登録を用いて、参加者のその後を最大13年に渡り追跡した。
オーカスタット氏によれば、これまで睡眠時間と死亡率との関連が注目されたことはあったが、それは平日の睡眠時間にのみ着目したものであった。そこで同氏は、週末の睡眠時間も何らかの影響があるのではないかと考えた。
性別、BMI、喫煙、運動、仕事のシフト等の要素を考慮して調整された結果は、週7日間を通して5時間未満の睡眠を続けた65歳未満の人は、毎日6~7時間眠る人に比べて死亡率が65パーセント高いことを示していた。ところが、平日は5時間未満の睡眠であっても、週末に8時間以上眠っている人の場合、死亡リスク上昇は確認されなかった。
「週末の寝だめで睡眠を補っているようです」とオーカスタット氏は推測する。
しかし逆に、毎日9時間以上眠る長時間睡眠型の人だと、6~7時間睡眠の人よりも死亡率は25パーセントはね上がるという。
https://karapaia.com/archives/52260122.html
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