- なんでも
- 彼岸花(思い出)
- 22/09/08 11:00:13
センサーやカメラではない アナログな方法で子どものスクールバス置き去りを阻止
左にあるのが「RESET BUTTON」(リセットボタン)。バスの最後部に設置されている。 スクールバス王国、といえるアメリカでは小学校1年生(5歳~)から17歳まで約9割近くの児童生徒は自家用車またはスクールバスを利用して登校する。
4歳以下の幼稚園児の場合は保護者が自家用車で送迎するのが一般的だ。
時に命を奪う危険も大きい「車内置き去り」に対してアメリカではどのような対策が講じられているのだろうか? アメリカのスクールバス製造会社大手「ICバス」が標準装備している「Leave No Student Behind」(後ろにいる子どもを置き去りにしない) 手順としてはシンプルでメーカー公式の動画で手順が説明されている。
スクールバスの後部安全機能「Leave No Student Behind」について 朝、子どもたちを乗せたバスが学校に到着し子どもたちが降車するのを見届けると、ドライバーはエンジンキーをイグニッションから抜く。 その瞬間からバス内にアラームが鳴り響く(10分以上の走行後のみ)。このアラームを消すためにドライバーはバスの最後部まで歩いてアラームを解除(リセットボタンを押す)する必要がある。 リセットボタンを押す際に最後部まで行く間、一席ずつ確認して子どもが眠ったまま残っていないか? シート下に隠れたりしていないか? 確認しながら歩くことになる。
カメラやセンサーではなく、ドライバーが一席ずつ歩いて子どもたちが車内に残っていないかを確認する。そして、ボタンを押すという作業を最後におこなう。 その後、ふたたび運転席に戻るまで、もう一度シートや車内を確認することもできる。 アナログなシステムではあるが、確実に子どもの置き去りを防ぐことができる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ff34b56abeaf1eb3cb23e6dca3fdd8137aeca4d
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