- なんでも
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ウソじゃないよ。
病院に3か月ルールがある理由
入院は病院によって、診療報酬が異なり「出来高方式」と「包括評価方式(DPC)」があります。
出来高方式とは入院中の診療行為ごとに医療費を計算するもので、包括評価方式(DPC)は病状に応じて1日当たりの定額料金を基本に医療費を計算しています。
自動車損害賠償責任保険や労働者災害補償保険で入院する場合や自由診療で入院、日帰り手術で入院の場合は出来高方式となります。
DPC対象病院であるかは入院時に確認できます。DPC対象で入院しているのに他の医療機関で診察や投薬を受けると、その費用は自費となります。
例として一時外泊が許されて、他の先生の意見も聞きたいなどという思いから診察を受けるというイメージです。
そして、病院は3か月で退院させられるという話もありますが、これには包括方式が影響しています。
病院としては投薬、検査、点滴など処置回数に関係なく診療報酬総額が変わらないもので「まるめ」とも呼ばれます。
入院が90日を超えると診療報酬の低い「まるめ」となるため、退院してほしいわけです。
入院して2週間は報酬も高いため、この期間は退院させたくないので逆に退院日に影響を与えます。
病院は営利主義なのです。- 3
22/08/15 03:20:13