綿花摘みの授業で精神的苦痛、アフリカ系女子生徒が損害賠償求め提訴

  • ニュース全般
  • ポーチュラカ(チャーミング)
  • 22/08/13 20:03:17

米カリフォルニア州ハリウッドの学校で奴隷制の悲惨さを教えるために設置された綿花畑によってアフリカ系米国人の女子生徒(17)が精神的苦痛を被ったとして、25万ドル(約3300万円)の損害賠償を求めてロサンゼルス統一学区などを相手取り提訴した。

訴状によると、女子生徒が授業で心に傷を負い、「制御不能の不安発作」を起こすようになり「綿摘みの授業のことを考えると抑うつ発作を起こす」と母親のラシャンダ・ピッツ氏は主張している。

女子生徒は2017年、ハリウッドのローレル・スパン・スクールに通い始めた。当初は熱心に通っていたが、次第に落ち込んだ様子を見せるようになった。

しばらくして母親が女子生徒を学校に送り届けた際、校内に綿花が植えられていることに気付いた。

「ハリウッドで、しかも公立学校の敷地に綿花畑があることに困惑」した母親が学校に問い合わせたところ「授業で(奴隷制度の廃止を訴えた)フレデリック・ダグラスの自伝を読んだ。綿摘みは、自伝に描かれている経験の一つだ」と回答された。

対応した副校長は綿花畑について、奴隷の強制労働の実態を知ってもらうためのものだと説明したという。

これに対して母親は「アフリカ系米国人奴隷の経験を身をもって学ぶという目的で娘や他の生徒たちに綿摘みをさせるという案に激怒」「文化に無神経で、授業としても不適切だとして、失望と精神的な苦痛を表明」した。

女子生徒は「社会正義の授業で、アフリカ系米国人奴隷が受けた苦難を実体験するために生徒たちは『綿摘み』を要求された」と説明し、「学校でこの授業について話すことにおびえ、この案自体にショックを受けた」としている。

訴状によると、保護者はこの授業について事前に聞かされておらず、子どもを参加させるかの確認もされなかった。

訴状によると、同校を管轄するロサンゼルス統一学区は「教育活動」が文化的に無神経と見なされたことを遺憾に思うと述べ、「学校側は保護者からの懸念を受け、直ちに綿花を撤去した」としている

2022年8月13日 13:54
https://www.afpbb.com/articles/-/3419057?act=all

  • 0 いいね

利用ルール・禁止事項をご確認ください
誹謗中傷、個人情報、プライバシーを侵害する投稿は禁止しています。
また誹謗中傷においては、法改正により投稿者の情報開示について簡易な裁判手続きが導入されております。

古トピの為これ以上コメントできません

ママ達の声投稿されたコメントを掲載しています

画像表示ON・OFF

    • 4
    • チコリ(質素)
    • 22/08/13 21:09:57

    人種差別だからね。
    社会正義の授業で、アフリカ系米国人奴隷が受けた苦難を実体験するために生徒たちは『綿摘み』を要求された
    ここまでする必要があったのか、学校側が訴えられるのは当然。
    女子生徒は繊細な子だったのかもね

    • 3
    • 3

    ぴよぴよ

    • 2
    • プルメリア(恵まれた人)
    • 22/08/13 21:07:01

    >>1
    でも未だに黒人差別あるから仕方ない気もする。
    しかもすごい長い間人間扱いされなかったんだよ、黒人というだけで。
    その辺は日本人には本当には分かってあげられない部分ではあると感じる。

    • 3
    • 1
    • パックンフラワー(土管から出てくる)
    • 22/08/13 21:00:18

    うるせぇなぁ。
    黒人はコンプレックス強すぎなんだよ。

    • 2
※コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

新しいトークテーマを作ろう

子育てや家事、旦那に関する悩み相談、
TV、芸能人に関する雑談など何でもOK!

トピックランキング

もっと見る

コミュニティカテゴリ