海に突き出した排水管の上で相撲を取っていた高校生2人を突き落とした元同級生を逮捕

千葉の男子高校生死亡　海に突き落とした疑いで17歳少年逮捕

毎日新聞
2022/5/20 12:29（最終更新 5/20 16:41）

千葉県市川市の海岸で3月、男子高校生が海上に突き出た排水管から海に転落して死亡した事件があり、県警行徳署は20日、この高校生を突き落として死なせるなどしたとして、当時高校の同級生だった市川市の無職の少年（17）を傷害致死と傷害の疑いで逮捕した。同署は捜査に支障があるとして、認否を明らかにしていない。

　逮捕容疑は、3月10日午後2時ごろ、市川市塩浜2の海岸で、高校生の宮古奏瑛さん（当時17歳）＝同市妙典1＝と別の男子高校生（17）＝千葉市美浜区＝を約3メートル下の海に突き落とし、溺れさせたとされる。宮古さんは10日後に亡くなり、もう1人の高校生も意識不明の重体となっている。

　同署によると、逮捕された少年は宮古さんらを含む17～18歳の友人の男女8人と一緒に、海上に突き出た排水管の上で相撲を取っていたという。宮古さんら2人は、組み合っていたところを少年に突き落とされたとみられる。【長沼辰哉】

写真:
高校生が転落した現場付近の海岸。手前の突き出た排水管の上で高校生が相撲を取るなどしていたとみられる＝千葉県市川市で2022年5月17日午後0時50分、近森歌音撮影

https://mainichi.jp/articles/20220520/k00/00m/040/086000c.amp

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