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- 22/03/23 14:28:47
トランスジェンダー競泳選手の“大会制覇”に波紋。「女性として生まれた選手に失礼」と五輪代表がNCAAに抗議
2022.03.23
男性から女性に性転換したトランスジェンダー競泳選手の全米制覇が波紋を広げている。
議論の的となっているのは、2020年まで男性として競技を続けていた米ペンシルベニア大学に通うトランスジェンダーのリア・トーマスだ。
女性へ転換するため1年間以上かけてホルモン治療を行なった彼女は、昨秋に女性として競技に復帰。そこからは、大学記録や大会記録を塗り替えるなど、圧倒的な力を誇示。今月17日に開催された全米大学選手権の女子500ヤード(約457メートル)自由形では、東京五輪女子400メートル個人メドレーの銀メダリストであるエマ・ワイアントに1秒75差をつける4分33秒24でタイトルを掴んだ。
トランスジェンダー選手として初の優勝と歴史的偉業を遂げるなか、筋肉量が多いトーマスとの不利な戦いを強いられる女子選手たちのなかには、不満をこぼす者もいる。リオ五輪に米国代表として出場したレカ・ジョルジョだ。(略)
レース後にNCAA(全米大学体育協会)へ送ったという手紙を自身のインスタグラムで公開した。(略)
トランスジェンダー選手参戦の在り方を問う抗議の内容だ。赤裸々に想いの丈を記した元五輪戦士は、「NCAAに目をしっかり開けて見てもらい、将来的にルールを変えてほしいと願っている。今のままでは、私たちのスポーツをいい方向に発展させられない。生物学上、女性として生まれた選手に失礼だと思います」とも訴えている。
なお、米国水泳連盟はテストステロン値の基準の厳格化するなど、新たなガイドラインを先月に発表。だが今大会は学生のコンディションを考慮し、NCAAが同ガイドラインを適用せずに実施していた。
https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=53988
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トランスジェンダー競泳選手の女子更衣室使用にチームメイトが“公然わいせつ罪”を訴え
2022.02.26
男性から女性へ性別変更したトランスジェンダー選手を巡り、チームメイトから苦情が寄せられている。(略)
内部の学生により新たに問題が浮上したのだ。英のタブロイド紙『Daily Mail』が報じている。
更衣室内では時々タオルで体を隠すものの、ほとんどが裸であるトーマス。これにチームメイトは「リアは他の人がどう感じるか気にしていないので、本当に腹が立ちます」と不満を口にする。
男性器を持つ人が女子更衣室にいることに不快感を抱いた学生は大学側に相談。しかし大学側はトランスジェンダーの学生を歓迎するため、解決には後ろ向きだという。学生や保護者はすでに本格的に動き出しており、「フィラデルフィア地区検察局、フィラデルフィア警察長、フィラデルフィア保安官、ペンシルベニア大学の学生課事務長、大学のセクシャル問題の担当者に対処する手紙を出した」と米誌『Washington Examiner』が進展を伝えた。
トーマスの行為は、「ペンシルベニア州の刑法とペンシルベニア大学の指針の両方に違反している」とチームメイトは主張し、「同州の公然わいせつ罪にあたる」と訴えているという。
世界的に注目されているこのトランスジェンダー選手の一件は、果たしてどの様な結末を迎えるだろうか。
https://thedigestweb.com/topics_detail13/id=53133?mobileapp=1
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