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不合格になった筑附高受験者は「悠仁さまの合格」をどう見ているのか?
2022年02月23日 09時26分
悠仁さまの筑波大学附属高校への入学について、ネットでの反応が微かに変わってきている。一般入試での受験が伝えられた時は、〈この超難関校を他の受験生に交じって普通に受けるとはすごい〉といった称賛の声が上がっていた。ところがふたを開けてみれば、「提携校進学制度」という特別枠を使っての合格。〈こうしたやり方はどうなの?〉といった疑問の声が渦巻いている。
筑波大とお茶の水女子大の間で提携校進学制度が結ばれたのは2017年。18年度から、両校の付属校に在学する生徒は成績や学力検査で基準に達すれば、お互いの付属校に進学できるというものだ。
「この制度が締結された時、悠仁さまはお茶の水女子大附属小学校の5年生。悠仁さまの筑波大附属中学への進学を前提に、秋篠宮家の意を汲んだ宮内庁の一部の人間が制度をつくるために動いたといわれています。ただ、その後まもなく、秋篠宮家の長女・眞子さんの婚約相手・小室圭さんのお母さんに関し、金銭トラブルが浮上。秋篠宮家側はさらなる逆風が吹くのを怖れ、筑附中への進学を断念したのです」(元宮内庁担当記者)
この時と違い、今回はタイムリミットが迫っていた。お茶の水女子大附属高校には男子は進めない。早急に悠仁さまの進学先を決めなければならなかった。幸い、昨年10月、眞子さんもようやくゴールイン。大きな懸念事項もなくなり、提携校進学制度を活用することになったのである。だが、やはり違和感は否めなかった。ネットではあまり好意的ではない反応が少なくなかった。それだけではない。筑附高の受験者の中からも、疑問の声が出ているという。
■「提携校進学制度って何?」と聞いてきた甥
「甥が受験したのですが、釈然としない様子だった」と話すのは、自身は小学校から高校まで12年間、筑附に在学したOB。
「私は小学校からだったので、受験にプラスになるようなことはアドバイスできなかったのですが、どんな学校なのか、いろいろ説明してきました。自主性を重んじるいい学校だというと、ぜひ入りたいと目を輝かせていた。でも、結果は残念ながら不合格でした」
模試などでは十分、合格圏内にあっただけに、この甥はひどくがっかりしていたという。
「落ちてから数日が経って、『提携校進学制度って何なの?』と聞いてくるんです。私も初めて耳にする制度だったので、よくわからないと答えるしかなかった。じゃあ僕も、お茶の水女子大附属にまず入ってから筑附を狙えばよかったという。こちらは何も言葉が出てきませんでした」
提携校進学制度は、5年間(18~22年度)だけ有効な時限的なものだと伝えられる。一連の流れはベールに包まれたまま。学校側からも何らかの説明が必要ではないだろうか。
(取材・文=田中幾太郎/ジャーナリスト・「名門校の真実」の著者)
https://news.nifty.com/article/item/neta/12136-1486376/
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