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■ワクチンの重症化予防効果はオミクロン株に対しても保たれている
[図表]
ワクチン接種による効果には感染・発症を防ぐだけでなく、重症化を防ぐ効果もあります。
オミクロン株に対しては、ワクチン接種による重症化予防効果は保たれています。
図はロサンゼルス州におけるワクチン接種歴ごとの入院率の推移を示したものです。
オミクロン株が主流になった後も、ワクチン未接種者と比べて2回接種済みの人の入院率は低く、3回接種済みの人はそれよりもさらに低くなっています。
ワクチン未接種者と比べて、2回接種済みの人の入院リスクは5分の1、ブースター接種済みの人は23分の1にまで低くなった、と報告されています。
特に高齢者においては、2回接種から時間が経つと重症化予防効果も落ちてくることから、2回接種後でも重症化している高齢者が増えてきています。
3回目のブースター接種によって、重症化予防効果を再び高めることが重要です。
続く- 1
22/03/01 16:42:17