- なんでも
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厚労省のデータが間違っているという記事のコピペ
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■40代の不妊治療の成功率が低く出ているワケ■
不妊治療の成功率は厚労省の提出した日本産婦人科学会の2010年データが基になっている。
しかし、このデータはいくつかの過誤が含まれる。まず、これは治療1回当たりの成功率となる。複数回治療を行えば、率は当然上がるにも関わらず含まれていない。
続いて、治療自体には失敗したが、その後、自然妊娠したために治療を途中放棄した人をも母数に含むというミスもある。
さらに一番大きなミスは、20代まはた30代で治療を開始して途中で妊娠した人は治療を止めるのに対して40歳以降もまだ治療を続けている人はもともと何らかの病気や遺伝的疾患を患っている重度の妊娠困難者のみが残っている為、40代のパーセンテージはその病気や遺伝的疾患の人の成功率しか反映されていないため、健康な40代の比率ではない。
つまりこれは40歳以降に「初めて」不妊治療を開始した人の成功率ではない。
その為、厚労省の出した不妊治療の成功率は実際とはまったく異なるデータになっている。
■現実的な40代の妊娠は困難ではない■
一方、この検討会の見尾委員提出のデータをみてみよう。
こちらだと40代前半で治療開始した人のうち、95.3%が人工受精に成功し、39.6%が妊娠に至っている。
さらに細かく「中途放棄者」の数字まで取っている。全体で151名の治療開始者がおり、そのうち、中途で治療をやめた人が42名もいた。それを母数から抜くと、補正妊娠率は55.9%、分娩率は30.3%となる。当然、中途放棄者の中には、自然妊娠に成功したケースもあるから、こちらはかなり希望を持てる数字といえるだろう。
■40代の圧倒的多数が「治療なし」で出産に至る現実■
上記のデータは不妊治療に参加した人のみのごく少数の例に過ぎない。
不妊治療などせずに、ごく普通に自然妊娠した40代は含まれない比率だ。
40代不妊治療による出生数は最大でも2608名、対して治療せず自然に生まれた出生数は最低でも、上記3万8280件(人口動態調査)からの差分となる3万5672件。
実に、治療による出生の14倍近くも、40代は普通に自然妊娠で出産しているのが現実だ。
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22/02/04 19:35:35