【宮城】白石の山林に監禁していた女性の遺体を遺棄した疑い 男を逮捕

３年前、白石市の山林に遺体を遺棄したとして、市内に住む３５歳の男の容疑者が逮捕されました。

警察によりますと、当時、容疑者と栃木県内で同居していた女性は「監禁していた２０代の女性が死亡したので遺棄した」などと話しているということで、
詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは、白石市の無職、海部学容疑者（３５）です。 警察によりますと、海部容疑者は、令和元年１２月ごろ、白石市内の山林に遺体を遺棄した疑いが持たれています。
警察によりますと、１月１８日、当時、海部容疑者と同居していたと話す女性が栃木県のさくら警察署を訪れ、「さくら市内のアパートで監禁していた当時２４歳の女性が死亡し、海部容疑者と一緒に穴を掘って埋めた」などと話したということです。

その後、話に基づいて、警察が白石市内の山林を捜索したところ、遺体の一部が見つかり、２４日、海部容疑者を逮捕しました。警察は見つかった遺体は２０代の女性とみて、身元の確認を進めています。

これまでの調べに対し、容疑者と同居していた女性は、２０代の女性の監禁は令和元年の秋ごろから始まり、同じ年の１２月ごろ、この女性が死亡したため、
遺棄したなどと説明しているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。警察は、海部容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていません。

【遺体発見の経緯】
警察によりますと、１月１８日の未明、栃木県のさくら警察署に女性が来署し「令和元年の１２月ごろに、当時、住んでいた栃木県さくら市内のアパートで監禁していた（当時）２４歳の女性が死亡した。遺体は、同居していた海部容疑者と穴を掘って埋めた」と話したということです。

これを受けて警察は捜査を開始し、証言をもとに１月２０日から白石市の山中を捜索したところ、
遺体の一部が地中から見つかったということです。

【証言の内容は】
当時、容疑者と同居していた女性は「令和元年の１２月ごろに当時住んでいた栃木県さくら市内のアパートで監禁していた（当時）２４歳の女性が死亡した。
遺体は同居していた海部容疑者と穴を掘って埋めた」と話したということです。事件を明かした理由については、「いずれわかってしまうことなので」などと話していたということです。また、これまでの調べに対し、海部容疑者とは、令和元年の秋ごろから、栃木県さくら市内のアパートで同居を始め、その頃から死亡した女性の監禁が始まったとしたうえ、死亡した女性に対して「暴行があった」などとも話しているということです。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sendai/20220124/6000017863.html 01/24 18:43