• No.66

    22/01/04 06:00:18

    ■「感謝致します」は間違い

    文章でも「感謝いたします」という言葉は用いることができますが、「感謝致します」と漢字で表現するのは誤りです。ひらがなで「いたします」というときは名詞などにつけて動作を示す補助動詞であり、この場合のように「感謝」という名詞につけて「感謝する」という動詞を表現することができます。

    しかし、漢字で「致します」と表現するときは補助動詞ではなく通常の動詞「致す」の丁寧形になってしまい、助詞などをはさまずに「感謝」などの名詞に直接つけることはできません。「致す」という言葉は「届くようにする」や「引き起こす」、「全力で行う」などの意味がります。例えば「努力を致す」や「祖国に思いを致す」、「不徳の致すところです」などのように使うため、「感謝致します」とするのは誤りといえるでしょう。

    なお、パソコンなどで「いたします」という言葉を打つと、本来の「致す」の意味ではないときにも「致します」と変換されることがあります。また、「いたします」と変換されても「あまりひらがなばかり使うのは幼稚に思われるのではないだろうか」とあえて「致します」に変換し直すケースもあるでしょう。しかし、漢字を多用することが正しい日本語表現ではありません。変換後に必ず意味を確認し、正しいシチュエーションで「致します」を使うようにしましょう。

    ■感謝申し上げます

    「いたします」は謙譲語表現なので、話し手を低めることで結果として相手を高めます。「いたします」をさらに丁寧にした表現として「申し上げます」があり、より丁寧かつへりくだった印象を相手に与えることができるでしょう。

    例えば「感謝いたします」よりも「感謝申し上げます」というほうがより丁寧な印象のため、公共の場で話すときや、目上の人や取引先の人に話すときにも用いることができます。次のように使ってみましょう。

    ・この度はお集まりくださり、真に感謝申し上げます。
    ・本当にありがとうございました。重ねて感謝申し上げます。

    「感謝します」を最上級の表現にするには

    「感謝します」という表現を敬語にした「感謝いたします」や「感謝申し上げます」を用いれば、相手に対する感謝の気持ちとへりくだる気持ちを同時に表現できます。さらに最上級に相手に対する感謝の気持ちとへりくだる気持ちを表現するためには、「感謝いたします」や「感謝申し上げます」に強意の言葉を付け加えたり、別の表現を使ってもよいでしょう。主な表現を6つ紹介します。

    感謝 敬語

    ・深く感謝いたします

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