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- 21/12/11 11:55:43
冬の寒さが厳しくなるのを前に、和歌山市の動物園で園長を務めるツキノワグマの「ベニー」が10日、一足早く仕事納めをして、冬眠に入りました。
仕事納めをしたのは、和歌山市の和歌山城公園動物園で園長を務める、メスのツキノワグマ「ベニー」です。
28歳のベニーは、かなりの高齢だということで、体調に配慮して冬の寒さが厳しくなるのを前に、去年より7日早く仕事納めをして冬眠に入ってもらうことになりました。
飼育員たちが、干し草やおがくずを部屋に敷き詰めると、ベニーはゆっくりとした足取りで部屋に入り、干し草をわきによけたり、中に頭を潜らせたりして寝床を整えていました。
飼育員の中原亜由さんは「いっぱい食べて、いっぱい眠って、桜の咲く頃には、また元気な姿を見せてほしいと思います」と話していました。
ベニーの冬眠は来年3月まで続きますが、その間も2日に1回はサツマイモなどの餌やりは続けられるということです。
NHKニュース Web 2021年12月11日 7時13分
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