血管に空気注入し殺害か　女は事件後結婚

警察は８日、３５歳の元介護職員の女を殺人容疑で逮捕しました。入居者の男性の血管に注射器で空気を注入し、殺害した疑いがもたれています。また、容疑者の親族が取材に応じ、事件のおよそ４か月後に結婚していたことがわかりました。

８日、殺人の疑いで逮捕された元介護職員の赤間恵美容疑者（３５）。フェイスブックに投稿された写真では、笑顔でピースサインをしています。

警察によると、赤間容疑者は去年７月、当時勤めていた介護老人保健施設「けやきの舎」に入所していた吉田節次さん（７６）の足の点滴のチューブに、注射器のシリンジをつないで、血管に空気を注入し、殺害した疑いが持たれています。

事件当日、不審な行動をとる赤間容疑者の様子を別の職員が目撃していて、警察は勤務中に犯行に及んだとみて調べています。

赤間容疑者はその日のうちに、およそ２か月半勤めていた職場を自主退職していました。

赤間容疑者を知る人
「（介護職員として）また働いたらいいんじゃないみたいな感じで言った。うーんそうだねで終わっちゃったから。謙虚な感じで、旦那さんについていきますみたいに見えました」

さらに８日夜、赤間容疑者の親族が取材に応じ、事件のおよそ４か月後に結婚していたことがわかりました。

警察によると、赤間容疑者は先月、万引きの現行犯として逮捕されていました。警察は今回の殺人事件について、赤間容疑者の認否を明らかにしていません。

（１２月８日放送『ｎｅｗｓ　ｚｅｒｏ』より）
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff91b375f695dfdc3ad22d9c76b2811804f9ca40