- なんでも
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宇宙に行って本当にびっくりしたのが、地球の表面を覆う「空気の層の薄さ」です。地球をリンゴに例えると、空気の層は1ミリメートルほどということは知識として知っていたものの、実際に宇宙からそれを目にすると、皮膚の様に薄く、「これくらいの薄さのもので自分たちが守られているんだ」ということを実感しました。
その薄い層は青く輝いていて、それが日の出と日の入りの時だけ、虹色に輝くのです。それがとても美しいのと同時に、脆さも感じました。
人類はまだ皮膚の、リンゴの皮の部分にしか到達していない。
山崎直子宇宙飛行士- 2
21/12/04 22:38:19