- ニュース全般
- スネ
- 21/10/12 19:21:29
12日未明、甲府市で住宅が焼ける火事があり、焼け跡から2人の遺体が見つかり、この家に住む夫婦と連絡が取れなくなっているということで警察が確認を進めています。
火事の直前には、同居する夫婦の娘から「泥棒に入られた」などという通報があったほか、現場から逃げる不審な男の姿も目撃されていて、警察が行方を捜査しています。
12日午前3時45分ごろ、甲府市蓬沢1丁目の住宅で、この家に住む女性から「泥棒に入られた」と警察に通報があり、その直後に住宅から火が出ました。
火は午前7時過ぎに消し止められましたが、これまでに、焼け跡からは2人の遺体が見つかりました。
火事のあと、この家に住む50代の夫婦と連絡が取れなくなっていて警察が身元の確認を進めています。
警察によりますと、この家には夫婦と10代の姉妹のあわせて4人が暮らしていて、通報は娘から寄せられたということです。
これまでの調べによりますと、2階にいた姉妹は争うような声を聞いて1階に降りようとしたところ、不審な男と鉢合わせたため、2階のベランダから避難し、その直後に火が出たと話しているということです。
また、火が出たあと、近くに住む人が現場から逃げる不審な男を目撃しているということで、警察が行方を捜査しています。
現場はJR甲府駅から南東におよそ3キロ離れた住宅地です。
午前4時半ごろ、消防車やパトカーのサイレンの音で目を覚ましたという近所の女性が撮影した映像からは、焼けた建物から白っぽい煙が激しく立ち上り、消防隊員が消火活動にあたる様子が確認できます。
近くに住む80代の女性は「午前4時前ごろ『やめて、やめて』と叫ぶ声を聞いた。50代くらいの女性の声だと思う。その声を聞いたあと、火が上がるのが見えた」と話していました。
近くの家に住む男性は「午前3時50分ごろ、ドンドンという音が2、3回して目が覚めて外に出たら煙が上がっているのが見えた。外の道路に出たら熱気を感じた」と話していました。
10月12日 12時06分
NHK
- 1 いいね