- なんでも
- ポカホンタス
- 21/09/18 12:21:05
https://news.yahoo.co.jp/articles/c6856565c4674d1a55c3b8bf8f7d0ca3ad38df83
「いつか自分にもそんな素敵な男性が現れてほしい!」と憧れるのはいいと思いますが、本気で思っていたらちょっと考えもの。もし本気で思っているとしたら、【シンデレラ症候群】の状態にいるのかもしれません。
【シンデレラ症候群】とは、アメリカの女性作家であるコレット・ダウリングが提唱した概念です。男性に自分のことを幸せにしてほしいという依存的な願望があり、そのことが女性の自立を妨げている状態のことを指します。
シンデレラ症候群は正式な疾患名ではなく、あくまで状態を意味する名前です。『誰かが私を幸せにしてくれる』『誰かが私の人生を変えてくれるだろう』といった他者への依存的な思考が意識的に、あるいは無意識的に存在します。
シンデレラ症候群の状態にある人は、『自分を幸せにしてくれる人』という条件で異性選びをするために、金銭面や年齢、外見、あるいは他人から羨ましがられるようなスペックを追っているなど、表面的な条件で相手を選びがちに。
表面的な条件がよく、それが自分にも合う相手であれば申し分ないのですが、蓋を開けてみたらモラハラ気質なところがある、実は金遣いが粗かったなど、見えてこなかった問題が見えてくることも。ま
た、『私のことを幸せにしてくれるに違いない』『私のすべてを受け入れてくれるに違いない』という思いから、金銭面や心理面など必要以上に相手に依存するといったことも起こりやすくなります。そうすると、『重い……』と思われてフラれてしまうといったことが起きてしまいます。
3. 恋愛のモラトリアム状態
発達心理学の中に【モラトリアム】という概念があります。【モラトリアム】とは、青年期に起こる心理状態の名称で、職業選択や結婚などの人生の中で重大な出来事を選択することを猶予され、自分探しを許される期間のこと。
仕事などではモラトリアム期間が終わっていても、恋愛に関してはまだまだモラトリアムでさまよい中……そんな人もシンデレラ症候群に陥りがちです。
1. 自分が必要とする男性像は?
自分が男性に求めるもの、譲れることや譲れないことは何かなど、客観的に整理してみましょう。書き出してみるのもいいと思います。そこに加えて、現状で自分が選びがちな男性の特徴を加えてみることで、自分の求める男性像と一致しているのか、またはギャップがあるのかを知ることができます。
視覚化して目に見える形にすることで、隠れていた自分の価値観が明らかになって、今後どうしていくべきかが見えてくるかも。
3. 男性は“〇〇であるべき”を見直そう
例えば、『男性は何があってもどんと構えて、包容力があるべき』『〇〇じゃないと男性らしくない』など、男性らしくというジェンダーバイアスに囚われすぎていませんか?〇〇であるべきという偏った思考は、素敵な相手に出会える可能性を狭めるだけでなく、自分自身を苦しめることにもなり得ます。これまでの男性像を一度見直してみる必要があるかもしれません。
恋愛がうまくいかないと、相手に気に入られない自分に非があると思い、外見磨きやダイエットなど相手に気に入られるための方法を取ることが多いと思います。もちろんそれも大切なことですが、『自分の理想の異性とは?』『パートナーを選ぶ上で、自分に必要なことは何なのか』と自分自身に問いかけ、自己理解を促すことの方が心理学的には大切なのです。
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