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- 21/09/03 03:00:38
ブレイクスルー感染者の「病状」
ところで、ブレイクスルー感染者はどんな症状を呈しているのか? 重症化しないと指摘されているが、報じられているブレイクスルー感染者の体験談によると、多くは、鼻水や喉の痛み、咳、頭痛など軽い風邪か、風邪と季節性インフルエンザのハイブリッドのような症状で、発熱もあまりせず、血中酸素飽和度も低下しなかったという。
ブレイクスルー感染の場合、多くは症状が軽いことを考えると、感染していることに気づかぬまま治癒したために、カウントされていないブレイクスルー感染者が多数潜在している可能性がある。
問題は、そんなブレイクスルー感染者もワクチンが未接種で感染した人々と同程度のウイルスを拡散させていることだ。
ブレイクスルー感染が増え始めたことから、カリフォルニア州サンタクララ郡は、ブレイクスルー感染の件数を公開し始めた。
例えば、8月18日時点では、同郡の人口10万人当たりのブレイクスルー感染の件数は7日間平均で9.7人と、ワクチン未接種の感染者数32.3人の約3分の1。
「後遺症が長引く」との研究結果も出てきた
米ルイジアナ州でも恐るべき数字が出ている。同州では、入院している感染者中、90%がワクチン接種を完了していなかったものの、10%はすでにワクチン接種を完了していたというのだ。
ワクチン接種を完了しても、感染して入院したり亡くなったりする状況が、高齢者を中心に少なからず生じているのである。
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