- なんでも
- ミスジ
- 21/09/02 15:22:48
一体、何をしに東京にやって来たのか――。
東京パラリンピックの警備のため、山梨県警から都内に派遣されていた「特別派遣部隊」の警察官複数人が宿舎内で酒を飲んで外出。揚げ句にピンサロを利用した帰りに一般人と言い争いとなり、「警察のお世話」になっていた。
先月28日夜、勤務を終えた5~6人の警察官が、飲酒が禁止されている都内の宿舎に酒を持ち込み、“宴”をスタート。都内には緊急事態宣言が発令され、不要不急の外出自粛が求められる中、酒に酔い、盛り上がった警察官たちは夜の錦糸町(墨田区)に繰り出し、なぜか別々のピンサロに分かれ、サービスを受けた。29日未明になって警察官たちが宿舎に戻ろうとしたところ、路上で一般人とぶつかり、トラブルに。大声を出して口論しているのを目撃者に110番され、警視庁の警察官が駆け付ける騒ぎとなった。
この不祥事を受け、当該警察官を含む、派遣中の約40人全員が任務を解かれ、29日に山梨に帰任させられたのだ。
「5~6人のうち、一部は『自分はピンサロには行っていません』と話しているそうです。隊員たちは、プレハブ建ての大部屋で寝泊まりをしながら警備にあたっていましたが、内規では宿舎の内外問わず、飲酒が禁じられていました」(県警関係者)
その数日前には、東京オリンピックの警備で香川県警から派遣されていた警察官複数人が、都内の焼き肉店で酒を飲み、上司1人が部下にパワハラをしていたことがバレた。
緊急事態宣言下の五輪開幕が迫った7月中旬、同じ部隊の警察官が複数人で都内の焼き肉店を訪問。会食は30代の警部補が企画した。次第に酔いが回った30代の男性巡査部長が、あろうことか焼き上がったばかりの肉を20代の巡査長の腕にジューッと押し付け、やけどを負わせた。報告を受けた県警は巡査部長と警部補を含む上司3人を部隊から外し、五輪開幕前に県内に戻るよう命じた。
「飲酒の自粛や不要不急の外出を控えるよう呼び掛けていました。会食やパワハラ行為の詳しい状況を調査中で、事実関係を確認の上、処分するかどうか検討します」(香川県警担当者)
たまの東京出張で調子に乗り、ハメを外したばかりに「強制送還」とは、役立たずとしか言いようがない。
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