- ニュース全般
- スネ
- 21/08/30 05:07:36
▽17歳高校生“部活でクラスター”
夜間や休日に自宅療養者の往診をする「ファストドクター」では、これまでほとんどなかった10代以下の依頼が増えているといいます。
辛そうに咳をしながら診察を受けるのは、まだワクチンを打てていない17歳の高校生。24日にPCR検査で陽性が判明し、自宅療養していましたが、熱は下がらず、咳もひどくなってきたといいます。
(ファストドクター 上柳圭一医師)「深呼吸繰り返しておいてください」
「このあたりが、ちょっとそこでパチパチとする音が息を吸うときに聞こえるので。肺炎のなりかけとかはあるかもしれないですね。」
肺炎の初期症状が出ていました。
(父親)「学校でクラスターが起きてしまったので。それで(コロナを)もらってきてしまった。」
(父親)「学校の先生も含めて7人出ています。」
夏休み中の部活動で、7人の感染者が出たといいます。
ワクチン接種済みの両親は、今のところ症状は出ていませんが、これから検査を受けるといいます。
(医師)「早めに見つかって幸いだったところがあるんですけども、今後重症化してしまったり、入院が必要になることもあります。」
17歳の高校生は“中等症”と判断され、入院することになりました。
そして、29日未明、依頼を受け、現場に着いてみると…
布団の上に横たわっているのは、5歳の男の子です。
(母親)「だんだん“ぜこぜこ”しだして、呼吸が苦しいような感じ。酸素濃度を測ったりしても93%くらい」
医師が改めて血中酸素飽和度を測ったところ…やはり93%と低い値でした。
聴診器で胸の音を聞くと…
(ファストドクター 名倉義人医師)「胸の音あまりよくないですね。ちょっと雑音入りますね」
保育園に通う男の子は10日前に、コロナ陽性が判明。その後の検査で母親も陽性となり、子どもから親への“家庭内感染”が起きていました。
(医師)「息が楽になるね。吸入のお薬。」
気管支を広げる薬を吸引。酸素飽和度は、一旦97%まで回復しましたが…
(医師)「数時間でだんだん(薬効が)切れてきちゃいますので。これはちょっと入院で経過見た方がいいだろうと思いますので。」
子どもは症状を伝えることが難しく、気づかない内に、悪化していることもあるといいます。
(医師)「やはりお子さんですと、さらに急激に酸素濃度が低下してしまうと体に重篤な後遺症が残る可能性がありますので、早い段階での入院加療が望ましいかなと」
しかしまだ、入院先は決まっていません。
(ファストドクター 菊池亮代表医師)「(依頼の)20%ないくらいの方が、20歳未満の患者さんが占めているような状態です。母数が増えてくると、中には重症化する方も一定数出てくる可能性はありますので、引き続き注意が必要になってくると思います。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3408d5082be880373dae4c02162af9320d3e467a
- 0 いいね