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- 21/08/27 00:39:17
アフガニスタンの首都カブールにある国際空港近くで26日夜、大きな爆発が2回あった。ロイター通信は、少なくとも13人が死亡したと報じた。国外退避の便を待つ米国人らを狙った連続爆破の可能性がある。
米国防総省は、カブール空港の外で爆発があったことを確認した。同省のカービー報道官はツイッターで、米国人と市民に複数の死傷者がでている、とツイートした。空港近くのホテルでも爆発があったことを確認したという。
イスラム主義勢力タリバン傘下に入った内務省によると、爆発のあったホテルは国外退避の便を待つ米国人らが待機する場所として使われていたという。地元メディアは、救急車で運ばれてきた男性らが顔から血を流している様子を動画で伝えた。
同空港は、アフガニスタンに残っている日本人のほか、日本大使館や国際協力機構(JICA)のスタッフとして働いてきたアフガニスタン人らを自衛隊機で国外に移送するための出発地となる。爆発によって、この国外退避の計画に影響が出る可能性がある。
空港周辺では、タリバンが権力を掌握した15日以降、国外脱出を願う市民ら数千人が殺到。現地の米大使館は25日、SNSなどに脅威情報を流し、カブールに残っている米国民に対して「米政府から個別の指示があるまで空港のゲートには来ないでください」と注意喚起していた。
アフガニスタンに残存している過激派組織「イスラム国」(IS)などが、群衆を狙った自爆攻撃などを起こす恐れがあるためだ。
また、空港のゲート近くでは23日早朝、アフガニスタン人の警備員に向かって何者かが発砲する事件も起きた。AP通信などによると、米軍やドイツ軍なども巻き込んだ銃撃戦に発展し、警備員1人が死亡、3人が負傷したという。発砲したのが誰かは明らかになっていない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bf9fc69f288a333f755e30427b95d4be2dd391f1
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