- なんでも
- リブキャップ
- 21/08/14 13:56:57
ワクチン2回接種し180日が経過した時点でも、高い中和抗体(ウイルスの感染を防ぐ抗体)が維持されていると報告されています。
この解析では、モデルナ社が実施した最初の臨床試験(第1相)に参加した33名の健常人において、血中の抗体、特に中和抗体活性を2回目接種後14、90、および180日目に測定しました。
その結果、時間と共に徐々に低下はするものの、180日目においても33名全員において十分な中和活性が維持されていました。
中和活性は年齢層が若いほど高いこともわかりました。中和活性の半減期は2つの計算方法により異なりますが、68日もしくは202日と推定されました。
モデルナ製ワクチンの有効性、ファイザー製を上回る-ゴールドマン
米ゴールドマン・サックス・グループは米モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、効果の持続性に関する新たなデータを受けて需要が高まる可能性があると指摘した。
アナリストのサルビーン・リクター氏はリポートで、デルタ変異株の感染が広がる中で7月に実施された予備的研究によれば、モデルナ製ワクチンよりも米ファイザー・独ビオンテック製ワクチンの方が感染に対する有効性の低下度合いが大きかったと記した。
8月8日に発表された同研究の論文(査読前)によれば、モデルナ製ワクチンの有効性は76%に低下。一方、ファイザー製では42%に下がった。ブレイクスルー感染(ワクチン接種後の感染)については、モデルナ製ワクチンは感染リスクの抑制度合いがファイザー製の2倍に上った。
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