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- 21/08/12 13:04:04
2018年に探査機オサイリス・レックスが到達した小惑星ベンヌが地球に衝突する確率が、2700分の1(0・036%=2200年代まで)から1750分の1(0・057%=2300年代まで)に修正された。米航空宇宙局(NASA)の専門家が学術誌に発表してそれをAP通信が伝えているもので、発表された研究結果では「確率は依然として低いものの、以前よりも衝突する可能性は大きくなった」とされている。
【写真】小惑星ベンヌに到達したオサイリス・レックス
ベンヌは直径が560メートルほどの小惑星。2135年には地球と月の距離の半分ほどの近さ(約19万キロ)に接近し、地球の重力がどの程度影響するのかが判明していないものの、2182年9月24日が“最も危ない日”とされている。
ただし仮に衝突しても地球上の生物が絶滅するような破滅的な事態にはならず、小惑星の直径の10~20倍の大きさのクレーターができてその100倍ほどの広さに被害がでるという予測。オサイリス・レックスの調査で軌道は正確に把握されており、今年の11月からはベンヌそのものの軌道を変えるためのミッションがスタートする運びになっている。
なお1999年に発見されたベンヌの公転周期は1・2年。球体ではなくサイコロのような形をしており、ベンヌの岩石を採取したオサイリス・レックスは2023年に地球に帰還することになっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4690da1fc3cb5203f8fe099a450c38f0d534f7f9
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