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- ササバラ
- 21/08/07 11:42:08
東京五輪で個人、団体合わせ計4個のメダルを獲得した卓球日本代表の6人が7日、都内で会見した。
男子団体は2大会連続のメダルとなる銅。混合複で金メダルも獲得している水谷隼(32)=木下グループ=は改めて今大会限りでの引退を表明した。
「最終的な判断はできていないけど、今の自分の気持ちは完全に卓球から離れると思う。目の影響がものすごく大きい。正直、目が完治するのなら40歳でも50歳でもやりたいけど現在、治療方法がない。悔しいけど自分の冒険はここまでかなと思う」と述べた。
後輩の張本智和(18)=木下グループ=から説得を受けたが気持ちはぶれることはなかった。「こういう中で自分の競技人生を終えるのは悲しいし残念。ただ今回東京オリンピックで張本のプレーを見ていて頼れる後輩がいるのはすごくうれしい。卓球界の男子はこの先も明るい」と、託した。
張本は「きのうの試合後から午後一緒に選手村に行ったり、表彰式前に話したり1日かけて説得してみたけど、やはり水谷さんの意思は固い。それくらいの覚悟を持ったからこそ、金メダル、あと団体最後に決めてくれたりとかがある。水谷さん自身が(引退を)決めたこと。自分は拒否はしない、その意見を尊重したい」と水谷の思いを受け継いでいく。
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