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- トモバラ
- 21/07/21 13:54:23
7月12日の夜10時すぎに、懐かしいドラマのタイトルがトレンドワードのトップ10にランクインした。1996年放送の「イグアナの娘」。主演は女優の菅野美だ。
「tvk(テレビ神奈川)で、12日夜10時から『イグアナの娘』の再放送がスタートしたんです。
それを見た人がSNSでドラマについてつぶやき、そのつぶやきを見た人がまた反応……という連鎖で一気にトレンドワード入りしたようですね。独立局のtvkが見られるのは一部地域なため、〈うちのエリアでも放送して〉というファンの声も多かった」(ニュースサイト編集者)
「イグアナの娘」は萩尾望都原作の短編漫画を実写ドラマ化したもの。娘がイグアナに見えてしまい、どうしても愛することができない母と、母から愛されないことに悩み自らの容姿がイグアナに見えてしまう娘の確執が描かれ、菅野はその娘を演じた。
放送当時も大きな話題を呼んだ作品で、芸能ライターのエリザベス松本氏はこう話す。
「印象に残るドラマだったので、私もtvkの再放送に飛びつきました。いま見ても菅野さんの透明感は別格で、憂いとはかなさが全身からにじみ出ており、〈守ってあげたい〉と手を差し伸べたくなる演技です。ずっと主演級で活躍している菅野さんの実力と存在感を再放送で改めて感じました」
こんな声もある。
「あれだけのスターなのに、菅野さんには女優然としたところがなく、撮影現場でもとにかく気さく。撮影後や休憩時間には『お疲れさまです』とスタッフをねぎらうことも忘れません。共演者をはじめ一緒に仕事をした人はみんな彼女のファンになる、というのは業界内ではよく聞く話」(制作会社スタッフ)
「芸能界では、もちろん容姿や演技力、歌唱力などの“才能”が重要視される。でも一般社会と同じで、仕事を長く続けるためには人柄も大事。菅野さんのデビュー当時から変わらない活躍ぶりは、間違いなく彼女の人柄の良さも影響していますよね」
周囲から愛される菅野へのオファーが途切れることはなさそうだ。
7/20(火) 9:06 日刊ゲンダイDIGITAL
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