新聞社「記者が取材のために不法侵入するのは正当!取材は社会の一般的な法令や慣習と時に異なる」

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  • 21/07/13 08:48:09

取材の自由 「現場入り」は知る権利直結 職業上正当な制限破り<メディア時評>

2021年7月10日 19:00

 北海道新聞(道新)記者が旭川医科大学で取材中に、大学職員によって取り押さえられ現行犯逮捕され、捜査が続いている。事前に報道機関に対し取材禁止を連絡した中、構内に入り、会議の様子を無断録音しており、その場で身分を明かさなかったからとされている。

 しかし、社会における「正当な取材行為」をどのように設定するかは、取材・報道の自由ひいては市民の知る権利に直結し、単なる「建造物侵入事件」では終わらない重要な課題を問いかけている。

◇公共性・公益性

 記者の取材は、社会の一般的な法令や慣習と時に異なることがある。それは、読者・視聴者に知らせるべきことを、事件・事故が起きている現場に直接行って、きちんと自分の目や耳で確認することで、責任を持って「いま起きていることを、いま伝える」ことができるからだ。その際、取材対象先に立ち入る行為の少なからずが、相手が嫌がるタイミングであったり、場所や内容であったりする。その結果、相手方に近づくこと自体を拒否されることも少なくない。

 しかしそれに従ってばかりいては、当然「本当のこと」は分からずじまいだ。その場合、どこまで「勝手に」取材をすることが許されるかであるが、一般的には、対象相手や取材場所、報道予定の事象の公共性・公益性と比較して判断し、その理由を説明した結果、それらが社会的に了解されることが期待される。(以下略)

琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1352813.html


◆事件の記事↓

「記者、スマホで録音していた」逮捕した旭川医大が説明
2021年6月28日 22時12分
https://www.asahi.com/articles/ASP6X7CY9P6XIIPE04P.html

取材中に"女性記者"逮捕…非公開の選考会議 会議室付近で大学職員発見し取り押さえる
2021年6月22日 火曜 午後8:49
https://www.fnn.jp/articles/-/199896

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