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- 21/07/11 23:22:50
海岸から沖に流された小学5年の男児(10)をスタンドアップパドルボード(SUP)で救助したとして、唐津海上保安部(佐賀県唐津市)は7日、福岡県糸島市志摩野北の会社員、宗和範(そうかずのり)さん(38)に感謝状を贈った。
保安部と宗さんによると、6月20日、糸島市志摩芥屋の福ノ浦海岸で、5世帯13人の家族連れが海水浴をしていた。午後3時半ごろ、浮輪をつけた小1男児が30~40メートル沖まで流されたため、小5男児と小6男児が助けに向かった。
ところが3人ともその後、約150メートル沖まで流された。当時は北東の風5メートル。騒ぎに気付いた宗さんは、風が弱まったタイミングを見計らって長さ約3メートルのSUPで沖へ向かい、浮輪をつけた小5男児を救助。他の2人は浜辺付近まで流されてきたところを保護者が救助した。
宗さんは昨年9月にSUPを始めたといい、感謝状を受け取ったのは初めて。「救助後も、3人のうち1人はすごく泣いていた。不安だったのだろう。海水浴では、保護者は子どもから目を離さないでほしい。自分もSUPで事故を起こさないよう気をつける」と話していた。(渡辺松雄)
https://news.yahoo.co.jp/articles/c85a3282c7ebdeb204167a84124deb1eef701d54
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