- ニュース全般
- タン
- 21/07/05 12:05:04
プロ野球中日や日本ハムで活躍し、勝負強い打撃でファンを沸かせた大島おおしま康徳やすのりさんが大腸がんのため、6月30日に東京都内の病院で死去していたことが5日、分かった。70歳。大分県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。
大分・中津工高からドラフト3位で1969年に中日入り。74、82年と2度のリーグ優勝に貢献すると、83年には36本塁打で本塁打王に輝いた。88年にトレードで日本ハムへ移籍し、90年には通算2000安打を達成。94年に現役を引退した。
2000年から02年までは日本ハムで監督を務めた。06年には第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の打撃コーチを務め、世界一に貢献した。
17年2月に大腸がんのステージ4で余命1年と宣告されたことを公表。患部を手術で切除したが、転移した肝臓がんなどの闘病を続けていた。今年4月から本紙で自伝連載「この道」を執筆。がんとの闘病を記している最中だった。
遺族によると、6月28日夜に体調の変化を感じて入院、30日に眠るように亡くなったという。
- 0 いいね