> 私は食に無頓着だから腹に入ればいいって考え。

私は旦那さん側だけど、実母が主さんと同じ。
子供の頃から食事が楽しくなくて、毎日完食する事だけを考えて口に入れて飲み物で流し込んでた。
鶏胸肉を醤油で黒く煮た煮物とか、茹でたほうれん草に醤油をかけたもの、玉ねぎと豆腐の薄い味噌汁と、目玉焼き。ずーーーーっとこういう献立ばかり。時々カレーの時は少し嬉しかった。でも、レトルトや給食みたいな美味しいカレーじゃなくて、具がやっぱり硬い鶏胸肉と硬い人参だけとか、鶏胸肉と硬いじゃがいもだけとか、そんなんで。
しかも常に全ての具が凄く大きくて煮込みが浅くて硬いから、ガリガリ噛んで食べなきゃいけない。

で、父が一緒に食卓についているのをほとんど見なかった。父はいつも外食してた。結婚前からそうする事は決めていたらしい。

今でも実家へ行くと母がそういう料理を出そうとするから慌てて帰宅してる。母はいつも「私はチャチャっと作れるからすぐ出せるのに」って言うんだけどね。
食の好みの根本的な部分が合わない人と同じものを食べて暮らすのは難しいと思う。