ウガンダ代表選手団が1人が成田空港でコロナ陽性

東京オリンピックのため来日したアフリカ ウガンダの選手団で入国後に新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受けて、立憲民主党は、今の水際対策では新たな感染拡大を招きかねないとして、入国前に濃厚接触者の調査を行うなど見直しを政府に求める方針です。

東京オリンピックなどの水際対策をめぐっては、先週来日したアフリカ ウガンダの選手団9人のうち1人が空港での抗原検査などで感染が確認され入国できませんでした。

この際、ほかの8人は抗原検査で陰性となり入国が認められましたが、その後、滞在先の大阪 泉佐野市で行われた保健所の調査で全員が濃厚接触者と認定され、23日、新たに1人の感染が確認されました。

これについて立憲民主党は、入国後に濃厚接触の有無を確認する今のしくみでは新たな感染拡大を招きかねないとして、入国前に空港で調査を行い、濃厚接触者と認定された場合は感染者と同様に留め置く措置を講じるべきだとしています。

また空港では抗原検査ではなくPCR検査を徹底する必要もあるとして、24日にも政府に対し水際対策の見直しを要請することにしています。

2021年6月24日 5時41分 NHK

厚生労働省は２４日、東京五輪に出場するため来日し、成田空港の検疫で新型コロナウイルスへの感染が確認されていた
ウガンダ選手団の５０代男性が、インドで確認された変異株（デルタ株）だったと明らかにした。ゲノム解析の結果で判明した。