- なんでも
- センマイ
- 21/06/11 00:15:04
日本人は、日本人の言うことの方が聞き入れますよね?
山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信
新しい技術として、ウイルスの一部のタンパク質をコードするDNAやRNAを合成し、筋注する方法がある。大量合成が容易であるが、やはり細胞性免疫は誘導が難しい。また2回接種が必要なこともある。これらのDNAやRNAワクチンは、これまで人間で実用化された例はなかった。しかし、新型コロナウイルスに関してはファイザー社とモデルナ社がRNAワクチンの開発に成功し、多くの国で接種が始まっている。
DNAやRNAワクチンに近いものとして、遺伝子治療に用いられるベクタ―(細胞に遺伝子を送り込むためのもので、風邪の原因であるアデノウイルス等の一部を利用)を用い、新型コロナウイルスの遺伝子の一部を体に送り込みワクチンとして用いることに、アストラゼネガ社が成功している。
ウイルスの一部のタンパク質を合成してワクチンに用いることもある。抗原タンパク質を、他のウイルスのタンパク質と共にウイルス様の粒子にする方法と、抗原タンパク質のみ合成してワクチンにする方法がある。前者は子宮頸がんワクチンで、後者はB型肝炎ウイルスワクチンで用いられている。
妊娠とワクチン接種
4月21日には、アメリカからmRNAワクチン(ファイザーまたはモデルナ社製)を妊娠期間中に接種した人の追跡調査の第1報が報告されました。
Preliminary Findings of mRNA Covid-19 Vaccine Safety in Pregnant Persons | NEJM
ワクチン接種をした約4000人の妊婦が対象で、約94%は医療従事者、約79%がNon-Hispanic Whiteでした。今回は、この中で妊娠を終了した827名について追跡調査をしています。流産や死産、早産、および新生児の低体重、先天性奇形の発生率は、コロナ禍以前の調査結果と差がありませんでした。また新生児の死亡は報告されていません。
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