タイのバレーボール女子代表選手 26人コロナ 初戦で日本と対戦

タイ・バレーボール協会は１２日、同国女子代表選手、スタッフの２６人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。日本も参加するネーションズリーグ（２５日から、イタリア）に向けた強化合宿中で、９日に４人のトレーナーの感染が発覚。選手を含むチーム関係者３７人を検査をしたところ、２２人が陽性だったという。２２人はすべて無症状。

　当初、タイ協会は国際バレーボール連盟（ＦＩＶＢ）に大会不参加の届け出を出したが、ＦＩＶＢ側が参加選手の変更を認める方針を示したという。ネーションズリーグは日本代表も参加。初戦でタイとの対戦が予定されている。

　開催の賛否が問われる東京五輪を前に、常に行動を共にするチーム競技のリスクが浮き彫りになったと言えそうだ。